ベストなのは妊娠前にAfina(整体)しておくこと。
妊娠というのはそもそも女性の身体にとって、
最大のイベントです。
この妊娠出産をどう過ごすのかによって、
その後の体型/体調を大きく左右します。
ですから妊娠中、出産後のケアがとても大切なわけです。
なのでもちろんここでもその期間の過ごし方について詳しく触れていきたいとは思っているんですが、
しかしもっとも重要なのは、
妊娠以前の身体なわけです。
当然と言えば当然ですよね。
たとえばここに、
妊婦における、
骨盤周りの痛みについての調査があります。
妊婦を母集団とした調査(Ostgaardら、1991)では、Albertら(2002)の結果と同様、約20%の有病率であることがわかった。妊婦に関連した骨盤帯痛に関するシステマティックレビュー(Wuら2004)では、骨盤帯痛と腰痛両方を会わせた有病率は、妊娠中45%、産後25%と推定している。さらに深刻な痛みのみに絞った場合、この数字は25%まで下降し、Ostgaard(1991)とAlbertら(2002)によって報告されている有病率に近いものになるという。
Ostgaard(2007)は、幸運にも女性の大多数で出産後3ヶ月以内に回復がみられるものの、5~7%の女性では順調な回復過程をたどらないとしてきしている(Ostgaard &Albert 1992)。
「痛み」という症状に限ってもここまでの数字(妊娠中45%、産後25%)が出ているわけですから、
体型の問題としてはさらに伸びてゆくことだろうと予想できます。
さらに、
どんな女性が産後痛みを継続するのかという調査もあります。
Damenら(2001)によると、痛みの視覚的アナログスケール visual analogue pain scale(VAS)で7/10以上、そして仙腸関節の弛緩性laxityに左右非対称性がみられる女性では妊婦に関連した骨盤帯痛が解決しにくいとしている。Gutkeら(2001)は腰痛と骨盤帯痛の併存、仕事に関する不満、出産年齢がより高齢であることが、産後の痛みの解決が困難になる予測因子ななると述べている。
つまり、
*妊娠前から骨盤が歪んでいる、
*腰痛と骨盤痛が併存している、
*仕事に不満がある、
*高齢出産、
などの条件が重なれば重なるほど、
痛みを引きずりやすいということです。
しかし、
均整法や均整鍼をあらかじめうけることによって、
大幅にそれらの悪条件を減らすことができます。
引用:『骨盤帯 臨床の専門的技能とリサーチの統合』Diane Lee
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