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脊髄反射的療法、現代語訳

Afina現代語訳14、脊椎痛の鑑別

   脊椎痛の鑑別

 脊椎痛は他の皮膚の知覚過敏と一緒にしてはならない。ヒステリーまたは神経性のもので、たんに軽く皮膚に触れるかつまむかして、脊椎痛を感じることがあるけれども、患者の気をそらせるか、粗布でそこを摩擦すると疼痛はまったく消散してしまう。

 神経衰弱やヒステリー症においては、脊椎に疼痛点があるというのはほとんど遠くない兆候であり、全身療法をくわえるのでなければ消失しないことが多い。

 神経性疾患は脊椎に痛みをうったえるが、その知覚過敏部で脊椎は強直状になっているわけではなく、さらに他に兆候があるので鑑別は容易である。また小児においては脊椎痛が他に伝達してしばしば頭痛、咳嗽または胃痛として訴えることがある。ボット氏病には筋肉の反射的攣縮があり、頚椎で頭部運動が障害され、手で頭を支えている場合がある。胸椎が冒されてしまうと疼痛は胸部に波及して呼吸促迫、苦しみうめき、または夜泣きをすることもある。腰椎では下肢または下腹部に疼痛を訴えるものがいる。しかし脊椎になにも痛みを感じないこともあるが、運動させてみると脊椎筋が攣縮する。これは初期の徴候である。

 

  一 マンコッフ氏徴候

 この方法はまず脈拍を数え、つぎに知覚過敏部を強く圧し、脈数が増加すれば真性の痛みである。

 

  二 レーウォー氏徴候

 瞳孔の散大は疼痛の強弱に比例する。健康人では睾丸を圧すると瞳孔が散大する。脊髄癆では睾丸が鈍麻するので睾丸を圧しても瞳孔は散大しない。これをリ氏徴候という。 

 

[第九図]腹部内臓由来の知覚過敏帯の輪郭および一般部位を示す(エブラハムス氏による)

 

 

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