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脊髄反射的療法、現代語訳

Afina現代語訳6、脊椎から喚起する筋肉反射

   第二 脊椎から喚起する筋肉反射

 この反射は、強い正弦波電流を脊椎に流したときは著しく引き起こされ、打診器や打診板をつかって叩打しても一部の反射を起こすことができる。そして、反射現象は皮膚の刺激から起こる片側の反射現象とは違って、必ず両側の筋肉に現れる。所定の脊椎を刺激するときはこれに応じて収縮しない筋肉はほとんどない。しかしその反射は刺激の強度、および脊椎の位置によって多少異なるところがある。以下列記するところの反射は重なる筋群に限ってのことである。

 

 一 胸鎖乳突筋反射

     少しだけ頭部を前屈させてC7に正弦波電流の一極をつけたときは、両側に反射作用が起こり、とくに胸鎖端において顕著である。

 

 二 上腕二頭筋、三頭筋および腕関節反射

     C5およびC6の連続的叩打または、正弦波電流導子の2椎を覆ってしまえる大きさのものをつかう。そしてその際、上肢は助手の手または机上におき、肘関節を屈曲してすべての筋肉を弛緩させたうえでおこなわなければならない。

 

 三 手掌反射

     C6に正弦波電流を流すことで、いくつかの指がしばしば収縮する。

 

 四 胸筋反射

     横向きで寝て上肢を挙上して胸筋をすこし隆起させ、T3〜T6を叩打、または正弦波電流をながすと起きる。

 

 五 肩甲筋(?)反射

     C5を叩打するか、正弦波電流を流すと起きる。

 

 六 上腹部筋反射

     T7〜T9を叩打、もしくは正弦波電流をながすと引き起こされる。

 

 七 殿筋反射(横臥の位置にて)

     腰椎全部であるが、L5が最も顕著。叩打または正弦波電流。

 

 八 挙睾筋反射

     L1、2、3を叩打または正弦波電流。

 

 九 肛門括約筋反射

     仙尾関節に正弦波電流を流す。

 

 十 内転筋反射(患者はイスに座って両下肢を伸展、弛緩させて)

     腰椎全部を叩打する、もしくは正弦波電流を流すことで両下肢に内転運動が引き起こされる。

 

 十一 四頭筋反射

     L2を叩打または正弦波電流を流せば起こる。

 

 十二 アキレス腱反射

     正弦波電流の一極を仙尾関節へ、もう一方を腰椎につければ起きる。

 

 十三 足蹠反射

     正弦波電流をS1、2につける。

 

 十四 バビンスキー反射

     健康成人において正弦波電流をL3、4に通せば起こる。

 

(注意)正弦波電流は一極はその所定の脊椎に、他極はつねに仙骨につけるものとする。

 

[図2]

      

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