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脊髄反射的療法、現代語訳

Afina現代語訳10、生理概論

     第三章 生理概論

 

 

           

 

 

…すべての筋肉に達して、収縮現象をおこす。

   

     [第7図]反射弓

 

 脊髄反射の成書に記載されているのは下の三種類。

  一、表面もしくは皮膚反射といい、皮膚または粘膜を刺激するとその付近の筋肉が収縮する。

  二、深部または腱反射は、腱またはその付近の筋肉または骨膜を強く打拍することで起こる。

  三、内臓反射は大小便排泄のような特殊な作用となって現れる。

 以上の反射現象は多くは中枢的に喚起されるもので、一定の脊椎突起を叩打し、または正弦波電流を流すか、もしくは脊髄神経起根部の圧迫により現出する。

 この中枢的に反射作用をひきおこす方法は診断上とても必要なもので、これを脊髄癆に例えると、その病においては脊髄反射弓が冒されてしまっているから膝蓋腱反射は減弱または消失する。その存在は腰椎において反射弓が無障害というわけではないということではなく、つまり膝蓋腱反射の中枢は第3腰髄節であり、四頭筋反射中枢に符合する。

 なお、脊髄癆において膝蓋腱反射が廃絶してしまう理由は、知覚または運動経路の反射弓の一部の障害であり、もし脊柱より中枢的に四頭筋反射を起こすことが出来れば運動系つまり遠心性経路は無障害であることを証明できる。そしてこのとき末梢の知覚障害をきたす脊髄癆と末梢神経炎との鑑別が困難なことがある。

 エブラハム氏が膝蓋腱反射およびアキレス腱反射を中枢的に脊髄刺激により引き起こすことができるということを鑑みれば、生理学者間の疑問である膝蓋腱反射は、純粋な反射作用ではなくて筋肉自体の直接刺激によるものという説をしりぞけることとなる。

 膝蓋腱反射を脊椎から起こさせるには、被験者に一方の脚を他方の脚の上に交叉させて大きな導子を仙骨部において、次に断続導子を第2腰椎棘突起上に貼って、強い正弦波電流を流すと、実験上は常によくこの反射を引き起こす。

 

 

 

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