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2013年12月

土曜日は解剖学の勉強してきました。

土曜は東洋医療臨床技術大学校アカデミーで、
講師は千葉大医学部の河野俊彦先生

解剖のお話から姿勢や自律神経の話、

とりわけ、
全身の“膜”を強調されていて、
すべてを背骨に集約して話されるので、
オステオパシーの講義をきいてるような、
とても親近感をもって、
集中できました(・ω・)ノ

帰りに先生の本、
『病知らずの体のしくみ 背骨から健康を知る』と、
『背骨に教えられて 背骨を見れば病気がわかる』と。

2冊買ってサインもらってきました。

ちなみに、
“正貴”はぼくの本名です(^ー゜)

 

Afina 背骨本

 

 

 

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"内臓操縦法"について

身体均整法学園の講義科目のうち、

“内臓操縦法”

という講義があり、

現在わたしが担当しています。

 

内臓整体 ニハク

 

身体均整法じたい、

手技療法に分類されており、

いわゆる“整体”をイメージして頂いてけっこうなんですが、

それが、

運動器疾患のみならず、

内臓に効果があるというのは、

あまりイメージしにくいかと思います。

 

しかし現実には、

とても効果があり、

これは生理学的にも認められることです。

 

 

Afina内臓調整

フリーメディカルイラスト図鑑

 

たとえば神経的なことでいうと、

 

“体性-自律神経反射”

というものがあります。

 

身体の外側を刺激すると、

自律神経に反射がおこるというもので、

とくに脊髄分節で狙いを定めて、

各臓器を狙い撃ちすることができます。

 

身近なところでは、

喉を詰まらせたときに胸や背中を叩きますよね。

あれはこの反射作用を利用しています。

 

これに関しては、

均整学園では“観歪法”という講義で、

さらに詳しく専門的に学ぶわけですが、

 

内臓操縦法においても欠かすことの出来ない反射作用です。

 

現在ぼくがこのホームページで現代語訳を続けている、

児玉林平『脊髄反射的療法』は、

その古典にあたります。

 

この、

神経反射がいちばんイメージしやすいかなと思うんですが、

内臓操縦法ではさらに、

 

“内臓マニピュレーション”

 

と表現されることもある、

もっと直接的な、

物理的で即物的な操作の仕方を学びますし、

 

東洋医学的に、

経絡でのアプローチも、

重心移動の観点から重要視しています。

 

それから、

内臓自体に作用を及ぼすといえば、

ホルモンですが、

このホルモンにしたところで、

神経からのアプローチが可能です。

 

ですから、

お薬を必要としない、

あるいは、

お薬で好転しない内科疾患には、

 

こういった選択肢が考えられるということです。

 

内臓操縦法は、

 

運動器疾患にとらわれないで、

整体手技の可能性を広げてゆける技術であり、

 

そして、

 

浸襲性の少ないアプローチで、

かつ、

効果的に狙いを定めて効かせてゆける、

 

とても魅力的で重要な分野ということがいえると思います。

 

そもそも、

運動器疾患の裏に、

内科的な問題が隠れていることがほとんどですし、

 

すくなくとも、

この両面から観察できなければ、

 

なかなか結果をだすことは難しいだろうと思っています。

 

 

 

 

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Afina現代語訳19、打療法

   一 打療法

 打療法は脊椎反射作用を基礎として、一定の脊椎に機械的刺激を与え、この刺激で起こる反射現象を診断および治療に応用する新法であり、特殊な方法によって所定の脊椎を叩打し、一定の内臓に対して反射的収縮または拡張を引き起こさせるものである。

  打療法は振動法ではないことに注意すること。振動法はどっちの方向に振動を与えてもその力は弱く、しかも速度がいちじるしく速いものだから脊髄反射療法には適しない。

 診断の目的には大きな打診槌および打診板を用いれば足りるわけだけれども、治療用としては電気打療器が最良である。初めは圧搾空気槌を用いてみたりしていたが、不快な音響と随所に圧搾空気の装置がないものだから、これを使う機会は少ない。

 

  (イ)電気打療器

 エブラムスマクイントッシおよび私が考案したものがある。どれもとても反射作用を起こすのに適している。いずれも速度および強度を自由に調節することができる装置であって、脊椎棘突起またはその両側、つまり脊髄神経の起根部を叩打するため、数個の違った先端があって、必要に応じて交換使用する。

 

  (ロ)打療の強度

 打療における叩打の力が弱いときは迷走神経または交感神経を鼓舞するだけで、臓器の収縮または拡張は引き起こさない。だからこれを引き起こさせるにはその強度を適当に進めないわけにはいかない。たとえば胸壁から隆起した大動脈瘤に応用するとき、一定の強度に達してはじめて収縮する、というようなことはつまりこれである。

 

  (ハ)打療の速度

 打療の速度は治療の目的次第で違う。ふつうは叩打の回数は1分間に600回から数千回に進むことができ、血管を収縮させたいときは高速度が必要で、拡張させたいときは緩徐な叩打が望ましい。

  

  (二)打療の時間

 打療の時間はふつう5分間から15分間を適度とし、長時間におよぶとかえって疲労をきたし、反射機能が消失して期待している効果を出しにくい。だから心臓疾患などでは短時間の打療を間欠的に施すのがよい。

 

  (ホ)打療の方法

 打療は脊椎の棘突起を避けてその両側を叩打するときは、少しも痛くなく不快に感じるものでもない。しかし□痩した患者で脊椎や肋骨がいちじるしく隆起したものは、柔軟なタオルごしに打療を試みるとよい。それでもなお不快感や痛みを感じるようであればただちに中止すること。それからもし起坐に耐えられない患者、あるいは腰椎以下の打療においては、患者を診察台に横臥させて打療を施すように。

 打療は実地に行う際に、叩打する脊椎がほんとうに病症に適した箇所かどうか正確に定めることが困難な場合がある。仮令脊椎反射表に準じたとしても、人によって脊椎突起と脊椎節との比較位置が同じでないことがあり、したがってその反射作用を引き起こす点にどうしても差異が生じる。C7でいえば、隣接した脊椎突起とその隆起したカタチがそっくりで、どれがほんとうのC7なのか判断するのに苦しむことがある。だから一定の苦痛を訴える症状の場合は自覚的に反射作用が感じられるのを待ってはじめて確認することができる。  

 

  (ヘ)禁忌

 打療の禁忌は、患者に熱がある場合、あるいは炎症がある場合にはこれを施してはならない。もし深部に炎症があって他覚的に確認できないとき、打療によってそこに疼痛を起こし、やっと気がつくというようなことはしばしば遭遇する事実であり、あたかも腎盂炎のとき背部を強打して診断するのと同様である。

 肺結核の場合、打療によって咳嗽を鎮静させる効果をみることがあるけれども、第三期のものにおいては却って喀血を誘起することがある。また摂食後暫時に打療を施すにあたって、まれに吐気を催すときがあり、そのようなときは食後数時間をおいて試してみること。

 

 

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[Afina] 年末、年始の予定

12/30のお昼でおさめまして、

来年の1/2の夕方から始めます。

 

 

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Afina現代語訳18、脊椎反射療法、その器械と方法

    第二編 治療法総論

     第一章 脊髄反射療法

          その器械と方法

 

 古来より脊椎またはその付近に行われた療法としては、水治療法、電気療法、「マッサージ」、およびその他の誘導法がいろいろあるけれども、ここの詳述するのはもっぱら打療法、圧迫法、氷結法、および正弦波電流である。

 

 

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Afina現代語訳17、限局した皮膚刺激により引き起こされる脊椎圧痛点

   第六 限局した皮膚刺激により引き起こされる脊椎圧痛点

 限局した皮膚刺激、たとえば皮膚を擦過または指先でつまみ上げるなどすることによって、脊椎の同側で、中央より4cm離れたところに圧痛点をみつける。ただし短時間であり、ときとして1分間後に発現することもある。

 また以上のように皮膚刺激が脊椎筋の限局した攣縮をおこし、圧痛点を発見する前に手指で触れることができる。つまり皮膚刺激の反射現象を他覚的に証明することができなければならない。しかし圧痛点は一定の標準に現れないこともあるので、ぜひとも各自患者について研究してみてもらいたい。

 

[第十二図]

(各部の皮膚刺激により引き起こされる脊椎圧痛点の位置を示す)

 

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Afina現代語訳16、内臓の疾病に対する脊椎圧痛点

   第五 内臓の疾病に対する脊椎圧痛点

 次にあげるのは、たくさんの臨床家が研究した表であり、一定の脊髄節に符合して脊椎圧痛点を示したものである。

内臓疾病 脊椎圧痛点
胃潰瘍 T10〜12。
胆石

T12 やや右側。ときとして圧痛部は発作後数時間に及ぶ。

心臓病 T1、2、3、4の左側。
肺疾病 T3〜9。
胃病 T4〜10。
骨盤内疾病 L4〜5。

 

 また内臓の触診によりきたる脊椎圧痛点は第十一図。

 臨床上ためしに心筋炎患者に終わりの4胸椎(T9〜12)を叩打するときは、心臓の拡張をきたして、この病気に特有な脊椎の圧痛をあらわし、これに反してC7を叩打するときは心臓は収縮し脊椎圧痛点はただちに消失する。

 このような内臓を触診してひきおこした圧痛は数分感で消失するものであり、もし触診前に脊椎に圧痛点がある場合はかえって増悪するものであるから、触診前にそれを確認しておく必要がある。

 

[第十一図]

(内臓の触診で起こる脊椎圧痛点の部位を示す)

 

 ここに注意が必要なのは脊椎の圧痛点は、脊椎側は脊椎側または棘突起から4cm離れたところで、片側もしくは両側にみられる。

 臨床上これをみつけるには、まず内臓を触診したあと脊椎側に圧痛点を発見し、そこに氷結法を施してみると以前疼痛を訴えていた内臓、関節、その他組織はわずかな疼痛もしくはまったく痛みのない状態で触診できるようになる。しかも自覚的にも疼痛が数時間にわたり鎮静し、その部分の知覚がいちじるしく鈍麻する。

 この説を臨床上実験してみると、

 

ここに痛風患者の例がある。左拇趾関節に耐えられない疼痛があるが脊椎には圧痛点はない。しかしその拇趾を動かし脊椎に注意してみると、T11の同側で筋肉が攣縮するのがみられた。そして1分間後に脊椎から4cmはなれたところの二カ所に圧痛点を発見し、そこにじゅうぶん氷結法を施すと、二分間後にはその拇趾を痛くなく運動させることができ、したがって拇趾の皮膚もまた知覚麻痺をきたす。しかしわずかに三分間でもとに戻したのに、患者は翌日まで拇趾の疼痛を感じなかった。そして次回の治療で二日間無痛に経過し、その後二回の氷結法で全治した。

次に胃潰瘍の患者例。脊椎に圧痛点があって胃の疼痛部を圧すると、脊椎の圧痛点がますます過敏になる。にもかかわらずここに氷結法を施してみると、胃の知覚過敏点はほとんど無痛に触診することができ、自覚的に6時間無痛に経過し、次回の氷結法で12時間鎮痛した。

 

 以上の例で施した脊椎の氷結法は一時的な療法のようだけれども、疼痛を鎮静させることができ、その疾患の治る時期を早めることは議論の余地のない事実であり、外科または内科的な疾患における、いわゆる末梢休養療法に適合するものである。

 咳嗽においても正弦波電流の一極は仙椎に、他極は脊椎のT6、7、8、9、に貼れば、反射的咳嗽を誘発し、咳嗽が頻繁に起こるものには脊椎の同一部において圧痛点を発見することができる。なのでここに氷結法を施してみると速やかに咳嗽が緩解する。まさしく咳嗽を鎮静するのはその疾患の治療を助けるものであり、呼吸器疾患に鎮咳剤を与えることとおなじである。

 体温においても、二分間脊椎の両側を圧すると、それが昇騰する。このような機械的な刺激は内臓疾病のあるときに脊椎に圧痛点があるのと同じ現象である。

 

 

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Afina現代語訳15、脊椎圧痛点

   第四 脊椎圧痛点

 内臓の疾病に関し一定の脊髄節に符合して、脊椎に圧痛がでることは議論を待つまでもない徴候である。しかしこの圧痛のある脊椎を発見するには周到にちゅういして脊椎を打診または触診しなければならない。つまり患者を横臥させて、まず右側に、次に左側にこれをやってみる。もし筋肉が緊張して妨げられるようなときには、坐位で背中を強く反らさせ、そこの筋肉を弛緩させておいて、均等な圧力で指頭を使って脊椎間孔、脊髄神経の起根部をさぐる。そして攣縮した筋束に触れるか、または痛みを訴えるときは脊椎に圧痛点があるという。そうはいっても特に強い圧力を加えるときは圧痛ではなくて、本当の疼痛を引き起こし、あるいは末梢に患者の訴えているような症状と同じような苦痛を現出させてしまうことがある。

 内臓の疾患においては血管および知覚の上に反射的な現象をみるだけではなく、運動神経においても反応が出る。たとえば狭心症で肋間筋攣縮のために胸部緊縛感、ならびに左上肢筋肉脱力感を訴えるというようなことである。

 

[第十図]

 

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