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脊髄反射的療法、現代語訳

Afina現代語訳100、肺の膨張不全

杯の全部または一部分は違法内において空気が含まれている量が少ないか、またはまったく欠如している状態をいう。その原因は気道の中間において閉塞しているか、あるいは胸郭の拡張不全にある。

急性気管支炎は壮年者では危険な疾病ではないが、幼年および老年者では、炎症はしばしば下降して閉塞性肺膨張不全を惹起する。したがって気管支肺炎で打診上、肺膨張不全をおこしている部分があり、あたかも浸潤部のようになっていることがある。しかし、肺の反射作用で拡張するときはすみやかに打診状の変化をおこす。

胸壁の拡張が不十分な虚弱者、くる病の小児、老人、またはながく病に臥せっていろ者は肺の膨張不全をきたすことがある。仮に健全な者でも一部分に打診上の濁音を呈することが、とくに肺尖部においてある。したがって結核性浸潤をおこしていると疑心を受けることがないこともない。しかしこのような現象は数回の深呼吸、または表面の皮膚を烈しく摩擦するとは胃の拡張反射をおこしてただちに消失する。

第30図は肺の膨張不全がしばしば現出する位置を100人以上の健康成人で試験した結果である。これらの部分は打診上、およびX線試験においても浸潤と誤ることがある。肺結核を好んでこの部分を侵すもので、つねに貧血を起こしやすい部分である。この現象は小児におこりやすく、適当な呼吸運動で消失するが、貧血がおこれば再び現出するものである。

肺 鍼灸 大江戸線 整体

 

〔鑑別〕

肺膨張不全と浸潤との鑑別は、前者においてはその部分の表皮を刺激すると濁音が清音に変わってゆけれども、その濁音が肺の浸潤が原因の場合にはなにも変化しない。またX線照射において肺膨張を浸潤と誤診することがあるが、肺の拡張反射をおこさせれば肺の膨張不全はただちに鮮明となる。なお、肺結核浸潤の初期においては肺の後下縁に拡張反射現象をおこすことはできない。

 

〔療法〕

肺膨張不全を治療するために下の方法がある。

 

1、皮膚知覚神経より治療する方法

肺の拡張反射はほかの部分から迷走神経を刺激するよりも、皮膚から刺激する方法、これが最も効果的である。しかも皮膚からの治療法は簡単で循環器、呼吸器の中枢を刺激するうえで最も適当な方法である。

 

2、深呼吸

深呼吸、または急激に肺を拡張させるためには最も適している。

 

3、呼吸筋を発達させる方法

虚弱な胸壁は正弦波電流を用いること。

 

4、体位変換

体位変換によって予防することができる。

 

5、脊椎打療法

打療法はT3以下T8までの両側で肺の急激な拡張をきたす。しかし短時間であるからしばしば反復しなければならない。

 

6、鼻粘膜の刺激

しかし、アンモニアなどは心動を制止する恐れがあるので用いてはならない。

 

7、心窩部の軽い叩打

強すぎると心動を制止しかねない。

 

8、温浴させ、頚部から脊柱に沿わせて冷水を流す

 

 

(附)

肺の拡張反射は湿性肋膜炎の吸収期および気管支カタルに試してみたところ非常に結果がよい。しかしこのときに発熱しているものは避ける。皮膚の摩擦、または打量がなにか不快感を与えるときにはすぐに中止すること。衰弱がはなはだしいか、朦朧とした患者においても避けること。

湿性肋膜炎が治まった後、なおそこに濁音が残るときには肺の萎縮によるものが多いので、肋膜の肥厚ではない場合があり、肺の拡張反射をおこしてみれば速やかに清音になるので鑑別にもなる。

 

 

 

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