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脊髄反射的療法、現代語訳

Afina現代語訳108、幽門拡張および収縮反射

 

迷走神経の亢進によって打診上胃の位置を確定し、T5を強打するか、または圧迫器でその両側を圧すると、胃は垂直に位置するようになり、次に幽門は指3本ぶん開大する。しかしT3、4を圧すると幽門は収縮する。これを幽門の開閉反射という。

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(附言)

ボヘミア人は民間療法として暴食後に苦痛を感じたときには膝でT5を圧して治めるという。幽門に癌腫があるときは拡張反射をおこさない。

幽門の拡張反射を応用するのは次の場合である。

1、幽門の痙攣を緩解させるとき。

2、服薬の吸収を促したいときや、吐気をもよおす可能性のある薬品を飲ませるとき。

3、腸で効かせたい薬品を速やかに下降させたいとき。たとえば、腸の殺菌薬や、乳酸菌剤など。

4、胃の疾患治療。

5、十二指腸にゾンデを挿入するとき。

 

(附1)十二指腸潰瘍診断

十二指腸は食後一時間半から四時間後に疼痛をおぼえるものである。しかしT5右側の圧迫法によって幽門拡張をひきおこすと、随時、胃の内容物が落ちてゆくので診断の一助となる。

 

(附2)噴門痙攣

多くは食道の拡張に伴うものであり、X線によってその病的変化を見ることができる。

もし神経性のときにはT3、4圧迫法によって患者は喉を詰まらせることなく嚥下することができる。食道ゾンデを挿入する際、食道に痙攣がある場合にもこの圧迫法によって容易に通過させることができる。

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