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Afina現代語訳68、血圧低下およびその療法

   7、血圧低下およびその療法

心臓収縮期血圧100mm以下は低圧と称し、消耗性の疾患に多くみられる。すなわち伝染病、出血、虚脱、ショック、および血管拡張性薬剤使用後などにしばしば現れる。

アフィナ 血管 整体

[療法]原因が不明な場合には、対症療法を施すほかはない。処方する薬剤はストリキニン、カンフル、カフェイン、エーテル、アドレナリンなどで、虚脱に対して効果はあるがいずれにしても一時的なものである。

アドレナリンをあたえれば心臓拍動は遅緩して強盛となり、血管の収縮は腹部内臓および筋肉に著しく、脳および肺の血管には影響が少ない。腎臓血管ははじめ収縮して尿の分泌が減少し、多量にあたえれば拡張して尿量は増加する。血圧の亢進は瞬間的に現れるが、その効果はしばらくすると消失する。そして血管の収縮時間が血圧の亢進の時間より長くなってくると、心臓の機能を亢進させる以上にむしろ血管に作用する時間が長くなることを忘れてはならない。

血圧を亢進させるにはジギタリス剤およびC7叩打により奏効する。またT6、7叩打によって効果が出ることがあるけれども、血圧を下げてしまえるほど確実ではない。とはいえ、この方法で亢進するときは比較的、持続が期待できる。とくに神経衰弱症においてよくみられる。

 

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「大腰筋のパラドックス」

◯大腰筋が収縮すると骨盤は前傾するのか後傾するのか?

 

という問題が治療家間で混乱していますが、実際にはどちらもあり得ます。あり得るというか、程度しだいで変わってきます。

こういった誤解は大腰筋が関節を一つ以上またいでいることに起因します。

たとえば胸鎖乳突筋なども多関節筋なのでイメージしてもらえばわかるかと思うんですが、立位で上を向くときも、臥位で下を向くときも収縮します。

動作時の姿勢によってどちらにも作用するので、一概にどっちと言い切ってしまうわけにいかない筋肉なのです。

だからこそ面白く重要なわけですが笑

 

ちょうど先日これについて講義しているタイミングで『ダンスの解剖・運動学 大事典』という本にヒントとなる項をみつけたのでここにメモっておきます。

ダンス 解剖 大腰筋

 

腸腰筋の主な働きは股関節の屈曲と考えられているが、身体の位置によっては脊柱の運動を起こす。脊柱は屈曲位にあるときは、腸腰筋の力線は通常、腰椎椎間関節の回旋軸の前方にあるので、腰椎が屈曲しやすくなる。腸腰筋は、ロープ登り、グラハムテクニックのコントラクション、腰椎を屈曲させて脚を前方にスウィング(股関節の屈曲)させるといった床で行う多様なダンスのをー民具アップで用いられる。しかし、腰椎が伸展しているときは多くの場合(ふつうに立っている場合)、腸腰筋の筋線維の多くの力線が腰椎椎間関節の後方を走行するので、腰椎を伸展(過伸展)させる傾向がある。通常は腰椎を屈曲させる腸腰筋が腰椎を伸展させる。このような見かけうえの役割の逆転を大腰筋のパラドックスpsoas paradoxという。腰椎の過伸展は、直立位で腰椎彎曲を保持する場合は望ましいかもしれない。しかし、ダンスで非支持脚(ジェスチャーレッグ)を前方に上げる表現的動作や腹筋運動での前脚挙上では、腰椎の過伸展が望ましくない場合が多い。こうした場合は、腸腰筋の近位付着部の安定のために腹筋を強く収縮させたり、望ましくない骨盤前傾や脊柱の過伸展を防止したりすることが必要である。

『ダンスの解剖・運動学 大事典』p92より

 

 

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「ゴッドハンドを科学する。」1−6

 

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−5より

整体 講義 ゴッドハンド


資料も用意してきたし、やることもたくさん用意してきたんですが意外に時間がないなという感じにはなってきて、逆に予告したことでこれだけはやっておいて欲しいんだけどっていうことはありますか?

予告4つくらいあげましたよね、咳を止めるだとか。

(誰か話しだして)はい。あ、「徒競走で一番」!! 徒競走で一番はですね、交感神経レベルをちょっとあげてあげればいいということですね。交感神経が、どういったらいいのでしょうか、運動がしやすいように交感神経レベルというのはちょっとまず上がるんです。そして骨格筋に血流を増やして運動を準備するというのが交感神経ですね。だから交感神経と運動神経、運動神経と言っていいかな、うん、運動神経というのは一緒にあがっいくものだと、これ連動するものだと思っていてください。だから交感神経レベルを下げたいなっていうときにちょっと立ってくださーい、ちょっと寝てくださーい、はいもう一回立ってみたいなことを繰り返しているとあんまり下がってこない。下げるためにはまず横に寝かせて抑え込むみたいなことが必要ですけれども、逆に徒競走で一番を撮りたいという時には交感神経レベルを上げてあげればいい。しかも交感神経レベルをどうやってあげるのかというと、いろんなやり方がもちろんあるんだけども、一番おすすめなのは、足を叩くのがおすすめかなと思っています。足をバーンと。足をこう、ぼくはね、よく足の裏というか踵を叩いていますね。バシバシ叩くと。ちょっと強めにバシバシ叩くと。

(また手が上がる)はい。「腕の方で強くなりたいっていうのを教わったんですけれども」・・・ぼくが教えましたか?「違います。教わったんですけれども。同じようなことを」ああ、同じ効果です。だから徒競走じゃなくて大丈夫。徒競走、足でやるから足というわけではなくて、足がこれちょっとわかってはないんですけれども、足の刺激がどういったらいいんでしょう、副交感神経に作用せずに交感神経レベルを上げることができる唯一の場所ということになっています。これはまだ研究が進んでいなくてまだ途中なものらしいんですが、西條一止っていう何でしょう、鍼灸の科学化の第一人者がいますけれども、西條先生のホームページに最近、発表されているものがありますね。ので、ま、足を叩いてあげると。全然違うと思います。ま、めちゃめちゃ足のはええやつに関しては関係ないけれども。もうこれ以上無理っていう、アスリートって結構そういう人いますから、ね。もうこれ以上無理っていうのは無理だけど、かなって思います。

他にあと、何があったっけ? 胃の痛みを止めるのは話したかな。

咳。そしてもう一つ何か言ってた、何か・・・あっ鼻づまり。鼻づまりも、鼻づまりっていうのは副交感神経レベルが上がっていて、鼻の中の毛細血管が充血しているというのが鼻づまりです。なので、交感神経レベルを上げてあげればいい。なので平手打ち(笑)バーンって叩けば、スッと通りますね。あと、頭をバーンって叩けば、スッと通ります。均整法で鼻づまりの操作ありますよね。うつ伏せにしておいて踵のおしりにつかない方をバシっと叩くと。あれもだから運動性の刺激を入れていると。運動性刺激、運動神経が興奮してくるのと同時に交感神経レベルが上がると。そして副交感神経レベルを抑え込むと。いう刺激だという説明ができるだろうと思います。もう一つその足の裏で鼻づまりを取るというのをやっていますけれども、あれは圧-自律神経反射ですね。下半身に圧を加わえて上半身の交感神経レベルを少し上げると、いうことをやっています。、、、かなぁ。という感じですね。

ちょっとあと、ちょっと今日せっかく準備してきた資料なので、ちょっとだけ見て行くとね、9頁。交感神経がやっていることということで、交感神経のそれぞれの効果器に対するレベルが書いてあります。目であればT1、T2ということですね。T1T2から出た交感神経が交感神経幹に入って上行して上頸交感神経節から目に入ると、いうようなことが書いてあります。

10頁、副交感神経がやっていることと、副交感神経というのは交感神経というように全身で効いてくるものではありません。部分部分ですね。頸から上、お腹、あるいは骨盤の中ということになっています。

次、11番、内臓をはっきりと読み取るということで書きました。これはけっこう面白いだろうと思います。これ、内臓求心性神経ですね。内臓の求心性ということです。内臓がどういう状態にあるかと神経が何を読み取ることが出来るのかというのの、研究のある程度ここまでは進んでますよ、ということがここには書いてあります。迷走神経、内臓神経とか骨盤神経とか書いてあって何のことかわからないということがあるかもしれないけど、迷走神経というのは副交感神経だし、内臓神経というのは交感神経。そして、骨盤神経というのは副交感神経。で、下腹神経というのはまた交感神経、というふうになっています。

そして12頁が自律神経反射の3種類と。内臓-内臓反射、体性-内臓反射、内臓-体性反射と。一応この3種類しかないことになっていますね。ので、覚えておくと、説明するとき何かにはすごく便利だろうと、思います。

次13頁、胃が痛いのはどうしたらいいだろうかと。とりわけ交感神経のレベルで痛みというのは知覚されているので脊髄反射を起こすと、胃が痛いときには背中を緩めてあげれば胃の痛みは取れる。あるいは、腹壁の緊張をとってあげれば、胃の痛みは取れると。腹壁も脊髄レベルで刺激が入るので、脊髄反射が起こるよと。で、食欲を増やしたいよっていうときには脊髄反射よりは上脊髄反射のようなやさしい、副交感神経に入るような刺激が良いだろうと、なっています。それこそ頸の前で迷走神経をはじいてあげるとかね。そういうことやってもいいだろうけれども、まぁ、頸をはじくような刺激はあんまり好まれるものではたぶんないですね。

で、次14頁。脳神経の中の迷走神経。迷走神経の分類に関して左と右があるということですね、それについてどうしようかな。簡単に言ってしまうと、左が前、右が後ろですね。左が短くて右が長いです。で、迷走神経というのは左も右も絡み合っていて、その中の太い繊維ですね、太い繊維が、中心になる繊維が左が前にいって肝臓で終わります、肝臓胆嚢を支配して最後ですね。で、右側、右側の迷走神経というのはどこまで行っているのかというと、大腸の横行結腸まで行っていると。場所で言えば、一番下は右の鼠蹊部あたり、盲腸なんかがあるところ、というのが右の迷走神経の立位時での最後というところですね。消化管の最後としては横行結腸の最後あたりまで行っていると。じゃあ下降結腸は何かというと、これは骨盤神経が支配していると、いうことで棲み分けがなされています。迷走神経も棲み分けがなされている、ということですね。これを覚えておくと非常に便利です。

で、咳はどうやったら静まるの? と。咳っていうのはさっき言ったように迷走神経の緊張なので、交感神経レベルを上げてあげればいいということですね、だからこれも均整法の操作で、胸鎖乳突筋をつまんじゃうという操作がありますよね、そうすると、つまんじゃうといっしゅん咳がでます。ただ、ずーっとやっているとレベルが下がっていって咳が止まってきます、というものです。

で次16頁行きます。このへんはちょっと走っています。全てお伝えするのは難しいかなと思いますので、全体だけね、いってみようかなと。

で16頁、参考にした本が、本を並べて、参考文献というのは出した方が良いかなと思ったんだけども、参考文献出せないなと思って。出せないなというか出せるんだけど、あの、量が多いなと思って。せっかく量が多いんだったら編年体で並べてみちゃおうかなと。自律神経の研究と、体性-内臓反射の研究ですね、それを編年体で並べてみました。最後の方は現在にどんどん近づいているわけだけれども、現在に近づいていくと、ぼくの生まれた年とかが書いてあったりして、それはネグってもらっていいと思います。ま、ぼくがいくつくらいの時にっていうのがあった方が、ぼくの中でわかりやすい。みなさんもだから自分が生まれた誕生日とかを書いておくと、その前後ということで理解しやすいだろうと。自律神経ってそんなにだから研究が長いわけではない。とりあえず120年くらいですか、その中で例えばアシュネル反射って、目を抑えると交感神経レベルが下がるとかそういう反射がありますけれども、これが自律神経反射の代表的なものですけれども、これなんかも100年たったくらいですよね、ちょうどね。っていうのが見えてきます。というわけでこれはいつかこういう話をしたいなと思います。

で次20頁。ちょっと忙しいですけれども走りまーす。圧-自律神経反射ですね、これ、あいちゃってて埋める時間はないですれども、いつか、どっかで。いつかどっかでってみなさんで調べて書いてもらってもいいかなと思うんだけれども、圧を加えると交感神経レベルがそちら側で反側で、ハンソクっていうのは半分ね反則じゃなくて。半分の身体でレベルが下がると。下半身を抑えると上半身の交感神経レベルが上がるし、左を抑えると右が上がると。だから汗をコントロールしようと思えば顔汗を抑えたいとなれば、上半身のとりわけその神経点ですね、肋間なんかを抑えてあげると顔の汗はひいてくる。その代わり、汗というのは全身の中で出ている量が決まっているものなので、下半身に汗をかくと。だから帯を締めると汗をかかないというのはこの反射を使っています。使っていますというかこの反射が現れているものですね。だから帯をつけている人たちは下半身が汗だくだと、いう言い方もできるかもしれない。で21頁が汗をコントロールしたい、

22頁が鼻、23(頁)が徒競走、24(頁)が簡単に自律神経をコントロールする方法ということで書きました。交換神経レベルをあげると、どうしたら良いのかと。さしあたって下げるのはお伝えしましたね、交感神経レベルを下げるには今回フィーチャーした部分で言えば、星状神経節を抑え込むと、そうすると交換神経レベルは下がりますよと。姿勢で言えば横になれば交換神経レベルは下がるし、時間帯で言えば夜になってくれば交換神経レベルは下がってきます。というね、これも埋めていきたいなとは思っていますので、続きがありますという感じになりますけれども。なので、ここでプリントはもう離れていいかなと思うんですが、調整をする時に交感神経レベルを上げてあげたい相手というのは当然いるだろうしそれは例えばアレルギーのある人なんかに関して言えば、今このアレルギーを抑えてあげたいとなれば交換神経レベルを上げてあげると、そうすると症状は一応治まります。けれどもですね、交感神経レベルを上げるばかりがアレルギーの調整ではないということをぜひ覚えておいて欲しいということです。実際のところ、アレルギーの出ている人というのは交感神経レベルが下がってて、副交感神経レベルが上がりすぎていて症状を出しているんだけど、その、全体として言えば、交感神経レベルが上がりすぎた状態が続きすぎてて、疲れて落ちているということが多いということです。だからこれを戻してくるために運動の指導が必要になるということ。自律神経を直接刺激するというよりは、運動性の刺激を入れてあげて、それこそランニングをするだとかね、個人的に言うと。筋肉トレーニングをするだとか、ということで間接的に交感神経レベルを上げてあげる。そうすると夜ゆっくり眠れるようになるっていうそのリズムを作ってあげるということですね。

不眠症なんかで夜眠れないっていう人たちがいるんだけども、僕が言うことでは全くないんだけれども、それは何かというと、結構な割合で心持ちの問題だったりします。何が心持ちが問題かというと、明日すごい大変なことがあるから寝れない、困るんだ、明日の準備のためにオレは寝るんだと思うと寝れるわけがないんですよ、そもそもね。それは順番が逆だということ。充実した一日を過ごしたあとで、ご褒美として睡眠があると。で、その睡眠が次の日の準備をしてくれるという順番を考えたほうがいい。どちらかというと、ということですよね。明日の準備のために今日寝なきゃ、じゃもう遅いんですよ。明日の準備、明日のメインの仕事があるから今日頑張って夜ゆっくり寝て、そして明日に備えると。もう一段階遡った方がいいと。で、そういうリズムをつけていくことで自律神経っいうのは整っていきます。なので、我々が調整をする時にはそのきっかけを与えてあげる、きっかけを与える、もしくはリセットをかけてあげるというのが最重要。

交感神経レベルを上げるんだ上げるんだーということで、そのアレルギーなんかに対応していたのではアレルギーは治ってはこないだろうと思います。具体的な例をあげると、花粉症の時に星状神経ブロックをします。麻酔科でですね、ペインクリニックとか麻酔科ではそういうブロックをしますけれども、交感神経レベルを下げちゃってアレルギーが治るだろうか、治らないですよ。でも症状は良くなっていく、っていうのはきっと、なぜか理由はわからないということで麻酔科の先生がおっしゃいますけれども、それはきっとリズムを整えているんだろうということですね。交感神経レベルを下げる。効果があるとすると、効果があるというか大きく身体に影響することとしては、交感神経レベルを下げるというのは普段の生活の中でそう大きくあるものではないので、身体がリセットされるという意味でそこに星状神経節にブロックをかけると、そうするとアレルギーが自然と治ってくると。間接的なものなんだということをぜひね、これはまあ、定説ではないですけれどもきっとそうなんだろうと思います。そして普段の生活の中で、生活の中でっていうか、ぼくにとっては生活ですけれども、臨床の中で施術をしてて効果があるんだというのはそういうこと。だから朝調整をしたときにはいくらか交感神経レベルをさげすぎないようにして帰してあげる。で、夜帰すときにはいくらか副交感神経レベルが上がるようにしてあげて夜ゆっくり眠れるようにして帰してあげると。だから時間帯によって調整のやり方も変えた方が 効果的だろうし、調整をやるときも交感神経レベルを上げたいっていう時に寝かせておいて一生懸命刺激をしていたのではなかなか効果は上がってこないということですね。もうちょっとだけ言うならば、交感神経レベルを上げる、たとえば背中をバンバンと叩けば交感神経レベルというのは上がるので刺激止めですよね、刺激止めをして帰すというのは朝方、お昼の調整にはとても有効だろうとは思いますけれども、夜やるときには夜調整をやって帰すときにはわざわざ刺激止めをする必要はないのではないかと思っています。刺激止めってなぜ刺激は止まるのかというと、あれは交通事故の軽い版みたいな説明をすることがあると思うんだけれども、交感神経レベルが上がると恒常性がドンとあがるので形も止まるということです。形が止まるというとその、筋肉に一定の緊張感が出てくるということ。だから、肩が下がっているものを肩をあげてバーンとやると形が止まっちゃうと。筋肉はある程度収縮させているということですね。だからこれをものすごい頑張れば、バシーンと、バシーンといれちゃえばそれはしばらく形は止まりますけれども、これ交感神経レベルを上げているんだろうと。もちろんそれだけではないかもしれない、他の説明もあるかもしれないけれども、刺激を止める、例えば刺激を抜ける、刺激を抜くっていう緩徐に叩打というのもあるけれども、緩徐に叩打っていうのは交感神経レベルを下げているんだろうと理解しています。これが刺激止め刺激抜きの理由の一つだろうなぁと理解しておくといいだろう、まあ少なくともそれは少なくとも絡むだろうというのは理解しておくといいですね。そうやって理解しておくとその調整のやり方にも納得がいくというか、結果を出すのにはこういうことを考えて刺激をしていくといい結果が生まれるのではないかなと思っています。えーと何分まででしたっけね。あと10分まで・・・あそっか、もう完全にまとめるつもりで今話してましたけれどもあと7分ほどあるらしい(笑)もうちょっと話します。

そうですね、ちょっと一休みしようかな・・・質問とかありますか?
とりあえず「ゴッドハンドを科学する。」はぼくが考えたんじゃなくて、友達・・・そういう逃げ方をする必要はないんだけども、友達が考えてくれてぜひこれを使いたいなと思ってます。科学できたでしょうか?

質問ありますかー? 臨床の中での質問だとか、ここ埋めたいんだとか、はい。

「交感神経幹の話があって全体の交感神経と副交感神経の話があったんですけれども、それを踏まえて分節の話で、分節でというか(キキトレズ)交換神経幹に入れてもいくら分節に入れても全体が効果が出て、分節へ効かないようにも思えたんですけど分節は効かないって考えていいですか」

大変いい質問ですねー。まさかそうとは思ってないと思いますけれども、もちろん分節に効果があります。ニューロンの接続の問題なんですよ。交感神経というのは一度、ニューロンを介して飛び越える訳だけれども、シナプスするという言い方をしますけれども、シナプスするんだけども、場所が変わります。場所が変わるというのは、脊髄をでました、交感神経幹に入ります、そこでシナプスしてもう一回脊髄神経に戻ります。そしてそこから体性に行きますっていうシナプスのラインと、脊髄を出ました、交感神経幹に入りました、そこでちょっとレベルを変えてそこから今度は大内臓神経に入ります、これまだシナプスしてないです、節前線維なんです、まだ。で、大内臓神経に入りました、でシナプスしてそこから効果器に行くというものもあるんです。なので、分節の効果というのは顕著にでます。全ての交感神経のラインが交感神経幹でシナプスするわけではなくて、神経節の中でシナプスするのは決まっているんだけども、神経節というのが、交感神経幹そしてその次に大内臓神経あるいは小内臓神経、いろいろありますけれども、そういうところに行ってそこからさらにまたシナプスする、次のラインにバトンにタッチするということはありますね。で一つだけその中で例外があって、それは副腎髄質ですよね、副腎髄質というのは神経節が変形したものなので節前線維がいちどもシナプスせずにそこにたどり着くと、いうことをやっています。だから単純に考えると背中の刺激で一番ダイレクトに 効果を及ぼせるのは副腎髄質だろうということが言えると思います。臓器で言えば。という感じで大丈夫でしょうか。

「はい、ちょっと難しくてわからなかったんですけれども、そうすると施術で考えると交感神経幹の交感神経のレベルで考えて設計をするのとその個々の分節で考えると先生的なおすすめは、今日で言うと交感神経幹かなと受け取ったんですけど、そっちを重視した方がいいっていうことですか」

さすがです。

「それか神経幹だったらおすすめはどっちでコントロールした方が正解ですか、要はどっちが効果が出ると考えていますか」

それはね、モノによります。モノというのは、モノって言っちゃうとあれですけど、クライアントに因ります。あとそして施術者にも因りますよね。交感神経幹がしっかりと抑えられるとなればそれはもう抑えちゃったほうが話は早いことの方が多いとは思うんだけれども、分節で刺激をする方が簡単。それはなぜなら背中を触ればよいことだし、お腹を触ればよいことで、これは素人だってできますよね。なおかつ、その、あーそっか、もう一回整理して言うと、中級者向けに言うと、まぁどっちかですよね、どっちかって言われると、中級者向けには交感神経幹、初級者向けには脊髄分節、そして上級者向けにはさらに分節だと思う。分節のほうが刺激はしやすいけれども、この分節の差ですよ、ね。どこ のレベルで入れたらどの刺激が入るかっていうレベルを考えることができるっていうのはそうとうやっぱり勉強してないとできないだろうし、腕が達者じゃないと難しいだろうと思う。ので、全体に効かせるには交感神経幹を抑えちゃうのが簡単、もし分節がしっかりと読み取れて、生理的な作用がわかっているのであれば分節で刺激をした方が限局して刺激が入るので上等な刺激にはなる。ので観歪法が素晴らしいという話ですよね、あ、脊髄神経反射法はすばらしいという話。はい。え、そこにもっていきたい話ではないのかな。

「大丈夫です。参考になります」

非常になんというか、説明しやすい質問でありがとうございます。

「観歪法は上級者向けってことですか」

もっちろん、です。僕が想定している上級者向けですね。

「ぼくたちみんな上級者だ」

我々はもう完全に上級者ですよね。今日のは復習です。ほんとですよ、ほんとみなさん素晴らしい手技を勉強されてねぇ、ぼくが言うのはエラそうすぎるけれども。
そう、ぼくが一番きょう話したかったのは本当はというか、交感神経幹なんだけれども、いちばん話したかったのは年譜ですよね。編年体でまとめてこれで亀井先生がいかほど素晴らしいのかという話をしたかったなとは思っています。その時代時代の最先端に合わせた話を亀井先生はされています。これはね、手技療法の世界ではとてもすごいことだなと感じていますね。なので今の生理学から振り返って亀井先生がよくわからないことを言っているという部分もちょこちょこ出てきます。たとえば脊髄副交感神経だとか栄養神経の話だとか、栄養神経なんていまどきありはしないし、脊髄副交感神経というのもほとんどないと、ほとんどないというかそんな話をする人はいませんけれども、ただですね、当時、当時その、冲中重雄という人がいて、これはもう世界的な自律神経の第一人者と言っていいと思いますけれども、日本の生理学の始まりの人と言っていいと思いますけれどもこの人がですね、恩賜賞ですね、恩賜賞という、その業界中の学会の世界で、学術の世界で一番権威のある賞ですね、これを受賞したことがあって、これを受賞したときの理由としては、「脊髄副交感神経節の研究」ですね、これによって恩賜賞をいただくというようなことがあります。というようなですね、そういう最先端の研究を亀井先生は手技療法家に伝えていったと。そして亀井先生は亡くなって、特に言い訳する人もいないので、その後そんなものはないんじゃないかとかっていう話にはなったりはするけども、そういうものは当 時あるとされていたし、当時あるとされていたのもなぜならば、臨床から遡ってですね、理論から紬ぎだしたものではなくって、栄養神経も。例えば、三叉神経がやられちゃうと目の角膜の栄養が乏しくなっちゃうという病気がありますけれども、これから遡って三叉神経の中に栄養神経というものが、目の栄養神経があるのじゃないか、というこれは説ですよね。これは当時の研究。今はそういうものはないことになっていますけど。今の説明で言うと、三叉神経に刺激を入れると副交感神経に刺激が入って目の中の血流が良くなって目が栄養されて、しっかり目が、栄養されるということですね。だから栄養神経というものが実際あるのかないのかというよりは、そういうその三叉神経に刺激を入れると目が栄養されるというのを説明するために栄養神経というものは見つけられたというか、説明されているので、それがなかったとしても我々手技者にとっては実はあんまり関係のないことであってというか、三叉神経を刺激すれば目が栄養されるとこれは現代の生理学ではここまで遡るのは非常に難しい、にもかかわらず亀井先生がそれを言い残していてくれたからこそ我々はそれを理解することが出来るということです。つまりガラパゴス的と言ったらいいのかもしれない、もしかしたらですよね、ガラパゴス的に昔の宝物が残されているのが均整法であるとい言い方ができるだろうと思います。手前味噌ですけれども。はい、ということでですね、11分ですね。

はい、ということでみなさん大変、均整法を学ばれてらっしゃってて・・・学ばれてらっしゃっててって何者だ俺。すばらしい手技療法ですよね。今後もこれを発展させていくと。で、亀井先生がおっしゃっていたことをさらに検証していくということが今後、より重要になってくるだろうと。ガラパゴスがガラパゴスのままではどこにも伝わっていかない、忘れ去られていくだけだということです。あ、じゃあよろしいでしょうか。

以降田川先生からアンケートの案内等のため省略。
姿勢を正して、先生に礼。「ありがとうございました(拍手)」

 

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「ゴッドハンドを科学する。」1−4

 

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−3より

 


※横隔神経
今、それぞれ上脊髄反射やっていただきました。理由としては立位体前屈をどうしてやったのかと、いうと立位体前屈というのは筋肉が一番大きいというか、モーションも身体の中で一番大きい動作の一つですよね、あれが一番効果が見えやすいという意味であれを選びましたけれども、上脊髄反射に関して言えば、全身の効果、全身性の効果ですよね、交感神経レベルこれはもう局所でも効果を及ぼしますけれども、まずは全身ですよね、上脊髄反射というのは全身に及ぼす刺激なので、今は立位体前屈でやったからそれを見たかったというわけではなくて全身どこでも効果が出たということです。あれがもしたとえば、手をあげるということで言えば、手も上がりやすくなるだろうし、何でしょう、身体をひねるということでいっても身体をひねりやすくなるはずです。なので、上脊髄反射というのは刺激の最低レベルを確保するという風に理解しておくといいのではないかなと思います。さらにそこに角度をつけるとか、間をとるとかですよね、「角度、張力、間、刺激の量度」ですね、その辺をコントロールしていけば相乗効果があらわれるということです。まあ、最低レベルを確保するために、いま手足の刺激をやってみました。
そしてさらにいえば、お腹が鳴る鳴らない、お腹が鳴るのは、左手であれば左のお腹が鳴りやすい、右手であれば右のお腹が鳴りやすい、ということは一つあります。これは上脊髄反射を起こしているから、+ですね、プラスの効果があります。お腹が鳴る鳴らないっていうのは、横隔神経っていうのが首から出ていますよね、C3、4、5から横隔膜を支配している。これは左右両方ともあるわけですけれども、左は左の横隔神経、右は右の横隔神経が支配しているのです。で、手を操作すると、手は首からの神経が手の筋肉を支配している、手の皮膚を支配していますので、横隔神経にも刺激が入ってしまう、これはだから体性-体性反射を起こして同側のお腹が鳴りやすくなる、その準備が出来ちゃうということです。だからこれを両方合わせてですね、我々はその、我々はっていうのは均整師っていうことですけれども、水平相関という言い方をしていて、さらに左手であれば左のお腹に効きやすいと、これは全身性に効いていてさらに横隔膜が動いているからです。っていうのはご理解いただければと思います。
整体 講師 ゴッドハンド

ではですね、次に見たいのは、8ページ見てみましょうか。8頁の左側ですね。何かこんな絵が左側に書いてあるかと思うのですが。交感神経というのは、内臓の動きを止めているといのは先ほど話したとおりなわけですけれども、皮膚の表面にも交感神経っていうのは入っています。これは全身くまなくいってますね。交感神経というのは全身くまなくいっています。そして副交感神経というのは、実は一部にしかいっていない、副交感神経は身体の表面にはとりあえず出てこないことになっています。それこそ迷走神経というのは、脳から出て頸を通って、食道で絡んでお腹の中を支配するわけだけれども、そこでおしまいです。これが体表に出てくるっていうことはない。そして仙骨から出ている骨盤神経も
生殖器やら膀胱やらというのを支配しているけれども、それが体表に出てくるということはない。体表が、、、というところでちょっと濁したのは体表かどうか微妙なところだけれど、耳の外耳道なんかっていうのは迷走神経が出てきたりします。そのへんはま、ネグりましょう。で、交感神経がじゃあじゃあ、今デルマトームで見た感じでいうと手足には交感神経は行ってなさそうな感じがすると思うんですが、手足にも当然、交感神経はいっています。そして交換神経レベルが上がると手に汗をかいたり、足に汗をかいたりということをやっています。で、立毛筋が緊張して鳥肌がたつというのも交感神経の働きです。
では、交感神経というのはどんな風に、どんな風にそういう、身体全身に巡っているのかというと、脊髄の前から出てですね、いったん交感神経幹というところに入ります。交感神経幹、さきほど言ってた一番きょう覚えて欲しいところ、交感神経幹というものがあって、【板書】Nというのは神経ですね、ニューロンです。神経幹というのがあって、いったん交感神経幹に入ると。で、この交感神経幹というのは頸の一番上から尾骨の先端まであります。というのをですね、もう一枚・・・僕の汚い絵が・・・5頁ですね、5って振ってあるところです。5頁、脊髄と脊椎と交換神経幹が書いてあります。胸腰髄から出た交感神経はいったん背骨の前にある交換神経幹というラインに入ります。このラインは頸からずーっと降りて行って、尾骨の前でクロスすると。これが不対神経といって尾骨の前につながるところを不対神経といいますね。ここが結構重要です。我々がイメージしやすいところでいうと、事故を起こしました、事故が起きました。で、尾てい骨が痛いと、いうのはですね、きっとこれなんじゃないかと。この不対神経のところで痛みを出しているのではないかと。つまり不対神経のところは身体の表面でさわれるからというだけのことであって、交感神経幹全体の緊張を起こしていると。そう理解してもらえるとわかりやすいかなと。交換神経というのは交換神経幹に入ります、そしていったんすべて連絡をします、もちろん分節的に刺激は行くわけだけれども、全てが全て分節ということではなくて、刺激はとりあえず交感神経幹に入っていったん全て連絡をとっています。なぜかというと、交感神経というのは、逃走か闘争かという逃げるか戦うかみたいな言い方をよくしますけれども、そういう神経ですから、いざ危ないという時に働く神経ですよね。この危ないっていうときに働くのが分節毎で働いていてもしょうがない、もちろん分節ごとに働かないと身体の恒常性というのは維持できないんだけれども、いったんすべてカットしちゃおうと。全て身体のその、何でしょう、ちからを蓄えようだとか、そういうものに関してストップをかけて、まぁ逃げるかと、まあ戦うかということで全身が連動しなければならない。だからこそ交感神経幹でいったんクロスします、いったんそこに収束しますね。なので、交感神経幹が抑えられれば、さしあたって交感神経を操作するというのは簡単だということです。たとえば汗が厳しいだとか、たとえば慢性的に痛みが取れないだとか、いろんな症状がありますけれどもそういった中で交感神経がいたずらをしているものに関して言えば、交感神経幹を抑えてしまえば、カットしてしまえば交感神経は働くことはできないわけです。なので、交感神経をきっちゃうという実験をした人がします。ネコです。ネコの交感神経を全部カットすると。でもネコは死なないんです。もちろん、温度は適温を保ってあげる、ごはんはちゃんと消化の良いものをあげるとかね。でそういうことをやっててもネコは死なないです。十分これで長生きできます。交換神経はなくてもとりあえずは生きていける、なくても生きていけるんだけどももちろん戦わなければという時に交感神経が働かなければしょうがないので、生物の社会の中では淘汰されていくだろうとは思うんだけども、交感神経がなくてもとりあえずは生きていける。で、もう少し、ついでだから迷走神経のことも言うと、ネコの左の迷走神経を切ったところで特に問題はない、右の迷走神経を切ったところで特に問題はない、けれども両方とも切っちゃうと2~3日で肺炎になって死んじゃうと、いう実験があります。これは確かね、キャノンがやってた実験ですね。なんていうか、キャノンっていう「恒常性維持」という言葉を作った人ですね。キャノンの実験でそういうのがあります。で、それこそだから交感神経、交感神経があって副交感神経優位になると勃起すると、いうことがありますけれども、交感神経幹を両方とも切っちゃうとじゃあ勃起するのかというと、勃起します。勃起するんだけれども、ふにゃっと勃起するという話があります。そういう話を聞いてますね。だから両方とも必要な訳です。いずれにしても一つの効果を出すためには両方の神経が重要なんだけれども、とりわけどっちかが強くなったときにどっちかに作用が移行すると。ちょうど今、今というか朝から何かないかなと探してマスクを持ってきましたけれども、こういう感じです。マスクが臓器。で、左の、みなさんにとっての右でしょうか、ま、どっちでもいいや、片方のゴムが交感神経と。で、片方のゴムが副交感神経となっている時に、両方がテンションを保って一定の効果を及ぼすことができると。
で、これ片方が緩んでくると、こっちがたとえば副交感神経だとすると、副交感神経が緩んでくると交感神経側に移動するし、交感神経が緩むと副交感神経側に少し動いてくると。でこれが恒常性を維持するということですね。こういう風になっている。だから副交感神経がバシッとあがっちゃえば、交感神経レベルも追いかけて上がっていきます。乗り越えることはないわけだけれども、追いかけて上がっていきます。こっちのテンションが上がればこっちのテンションも上がるということですね、こっちのテンションが上がればこっちのテンションもあがると。なので刺激で言うと、とりあえず50点を取りたいという意味で言えば、全て鎮静させるというのが重要になります。とりあえず全て鎮静。もちろんそこから応用編になってくるわけだけれども、そこまで話した訳ですから言っちゃうと、応用編としては人の身体というのはそういう波乗りの中で生きているのが身体の問題ですから、どっちかに偏らせるというのが正解な訳ではないということです。で両方に揺れ動きながら一定の位置を保っているというのが健康ということですね、リズムを回復すると。ぼくが学生の時に深沢先生が整体って何ですかっていったときに「リズムを回復することなんだ」という説明をされててなるほどなと思いましたけれども、今となってはむしろものすごくなるほどな、ということですね。リズムを回復するために施術をする、つまりリセットをするために施術をすると考えててかまわないと思います。副交感神経レベルが下がりすぎていて、副交感神経レベルを上げるんだ、それはそれで良いわけだけれども、それが例えば交換神経レベルが上がっている、上がっているものをより上げて下げる、ということだってひとつ調整ですよね。むしろ、そのどっちに動かすかということよりはポイントが重要なのかなと思いますね。読み取ってそれにあまり逆らわないようにてつだってあげるという、先送りしてあげるというか、早回ししてあげるというか。東洋医学で言う、陰陽消長みたいなことがあって、陰陽消長でよかったかな?
陰が極まれば陽になって、陽が極まれば陰になると、こういうようなことですよね。これが自律神経にもあてはまるというものです。で、交感神経幹ですよ、交感神経幹を抑えれば交感神経レベルが抑えられるわけだから交感神経幹を抑えられさえすればいい。とりあえず。じゃあ、交感神経幹っていうのは脊柱の前にあります。【模型指さしながら?】脊柱のそれこそ、こっからあります。こっから両方下がっていって、横突起の前というか、この椎体の前を走っていきます。そして尾骨の仙尾関節の前でクロスすると。尾骨が痛い、尾骨が痛い人の特徴というのは、交感神経が上がりすぎていて困っている人の特徴ですよね。呼吸が浅いもそうだけれども、なんでしょう、それこそ頭が尖っているとか、頭が尖っているのも交感神経レベルが上がっている人の特徴です。いくらか、ぼく、今、尖っていますけれどもね。コーンヘッズみたいなのになります。あれ交感神経優位ということです。交感神経幹に入って、そして、交感神経幹っていうのは脊柱の前に両方こう(板書)、あるわけです。そして交感神経は(板書)T1からL3までと。で、脊柱の脊柱から出た交感神経はいったん交感神経幹に入って、もう一度脊髄神経に戻ります。そして一緒に、これと一緒に身体の表面に出てくるということをやっています。なので、この絵を3つならべてみたということです。5頁です。5頁に3つ並んでいるの、これ、あの、ほぼ同じ大きさで書いてみました。これがね、3つ並んでいる図ってぼくはみたことないので、ぼくがやるしかないなということで並べてみました。脊髄、脊髄というのは腰椎の一番、腰椎の二番の間まで、それくらいの長さしかありません。これぐらいということですね。これぐらいしかないんだけれども、これぐらいしかないんだけども胸腰部ですよね、T1からL3まで。それが一度交換神経幹に入って、そしてもういちど、頸の上まであがって尾骨の先まで行くと。でそれがもう一度脊髄神経に入って、運動神経と一緒に全身に回っていくと、いうことですね。3段階4段階あるので、これは整理しなければなかなか追いつかないというものだろうと思いますから、ここで一回で全部覚えられるものではないかもしれない、ただ、交感神経というのは交換神経幹に一度集まるんだということを覚えてください。そして、さわれるところですよね。我々が重要なのは触れるところです。どこが触れるかというと、尾骨の中、中っていうか、おしりに指を突っ込んで触れば触れます。やらないですけどね、施術中にはこれはやらない。やるんだとすると、頸の前ですね 、7番と1番の前あたりに星状神経節というのがあります。そして6番の前に中頸交換神経節というのがあって、上の2番とか1番とかの前に上頸交感神経節というのがあります。触るとしたら、星状神経節か、、、中頸交換神経節に関しては、まあ、7割くらいの人しかないと言われますからこれはとりあえずネグったとして、上頸交換神経節か星状交換神経節か。とりわけ、この上頸交感神経節というのは頭部症状ですよね、頸から上の症状に対応します。ただ、星状神経節を抑えてしまえば、いずれにしても星状神経節を通って上頸神経節に行くので、正常神経節さえ抑えられれば、というのが、今日の理想…ですね。
ただ、交感神経幹、すべてが繋がっていますので、どっかちゃんと抑えられれば、それなりに全体に効いてきます。なので、僕の実験したところによると、これはクライアントにしたわけではないけれども、尾骨の前ですね。不対神経ですね、フツイというのは対でないと、ずっと対で来たものが一つにクロスする、一つにつながるので、フツイといいますけども、不対神経を抑えてみるというのをやってみたことがあります。変態なの(笑)。不対神経を抑えてみると、星状神経の興奮も上頸交換神経の興奮も取れるというのをやってみたことがあります。だから尾骨が痛くて背中の例えば7番あたりを抑えて我々身体を反らせて刺激を入れるという操作をやりますよね、刺激抜きというか、事故の時のショックを取るときの刺激ですよね、をやりますけれどね、あれは交換神経幹を伸ばしているのかなと、言うような感じですね。さしあたってそれをやれば交換神経幹に効果が及ぶということです。なので、今日は不対神経に関してはそういう、その、やる必要はないけれども、そういうものがあると。そしてここに痛みが出ることがあると。それを逆転させちゃえば、不対神経が痛い、尾骨が痛いという場合に星状神経節をしっかり抑えられればここの痛みがしっかりとれるということですね。
「星状神経節はどうやって?」
はい。これを今から。はい、ありがとうございます。
「時間かかるって噂が。」
刺激自体が? はい。かかります。かかる人とかからない人がいて、ぼくも現場で30分抑えているってこともまれにあります。けれども早ければすぐ、ぱっと行くんだけども。それこそ星状神経節がどこにあるかというと、C7・T1の、、、オステオパシーの本を見ると星状神経節の調整法として背中の肩中兪あたりを抑えて、ぐっと抑え込むという操作があります。ま、それでも効くんだけれでも、実際は、実際はというか、ぼくの経験で言うと、表面から抑えてしまった方が早いなという印象があって、そこから遡るとC7・T1が盛り上がっている人っていらっしゃいますでしょうか。・・・高血圧の人なんか、C7・T1あたりがぐっと盛り上がってくるというのはつまりこれのことだろうと。ぽこーっと出ているやつを、星状神経節を抑えることで骨は動かさずに収めることが出来る。あ、頸が細めで~、で、もし興味があれば・・・(いいです)コウジ先生いってみましょうか、でもコウジ先生。心臓…(笑)そうそう、星状神経節っていうのは心臓に神経を送っているものですね。【コウジ先生出てきた?】お願いします。まず観察しましょうか。期待したほどは盛り上がってはいない・・・(安定してんだよ、の声)そうでしょうね。ちょっと誰か触ってみましょうか。コウジ先生のT1を触りたい人・・・(笑)【誰か触っている間】もう一人くらい触りましょうか、じゃあ。【もう一人誰か触っている間】はい、じゃあ覚えていてください。コウジ先生、あおむけでお願いします(はい)。コウジ先生の星状神経節自体がちょっと興奮気味です。そんなに・・・おさえつけています。今C7、6くらいですね。もっと実は抑え込みたいですが、ちょっときついので緩やかにやっています。ただこれ、施術中にやるとすると、痛い痛いと言いながらみなさんこれで眠っちゃうということがよくおこります。交換神経レベルが下がるということですね。親指が前側ですね。親指で抑え込むという感じ。
ただ、どこでもいいんですよ。どこでもいいっていうのは交感神経幹であればとりあえずどこでもいい。椎体と親指で挟んでいるので、親指に力が入るように下の4指で椎骨を抑えている感じ。
頸が太いとか、高血圧が長いと親指届かないなんてこともありますから、そうしたら上頸、中頸。。。今その上頸、中頸が触って緩んでくれば、それは神経自体が触れたか触れないか結構難しいところがあって、手の感覚でわかるかなぁ、わからないかなぁというところですけれども椎前筋というのがあります。椎骨、、、長形筋か、頸の前に筋肉があってその頸の前の筋肉のコリをとるような気でいると大丈夫です。今ずいぶん話ながら長くなっちゃった…【操作していたらしい…】こんなとこでいってみましょうか。【さわるのやめた?】
星状神経節はもっと太いですけれども、それをばしっと、、、だからホルネル徴候を人工的に作るという、、、ホルネル徴候ってあるんですよ。ホルネル症候群か、ガンとかがこの辺にできちゃって膨らんで抑え込んで、で、その目があかないとか。そういうホルネル徴候を一時的に作っちゃう。
「何で左を押してたんですか」
左を押したのか、左だけやりました。ちょっと頑固な感じではありますね。ちょっとわからないですけれども、左に反応が出やすいですね。
「それは左右差で見て、いつもやっているということですか」
いつも左右差で見てやっています。
一回休憩しましょう。

(休憩)

交感神経の親玉ということですよね、親玉として交感神経幹があると思っていて大丈夫です。で、その親玉をどうするのかというので、、、
 

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−5

 

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「ゴッドハンドを科学する。」1−3

 

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−2より

 


※セッテイングが重要!!
自律神経っていうのはちょっと、その情動にとても左右されてしまうというか、感情にとても作用されるので嫌いな人に触られるとそれは交感神経的に、それはもう大きく振れてしまうという、そういうことがありますし、それこそドラッグの話みたいになりますけれどもセッティングが重要だということです。どういう状況で、刺激が入るのかということになりますね。それがむしろ最重要というくらいのことです。それこそだから、なぜドラックの話をしているかというと、自律神経を大きく左右させるものですよね。ヘロインであれば、副交感神経優位にドカンともってくるものだし、シャブで、シャブというか覚せい剤であれば交感神経にバシッともっていくものです。だからそれを2つ一緒に入れて、何でしょう、チャンポンして飲んじゃうと死んじゃうよ、ということです。自律神経が破たんしちゃう、ということになります。で何の話をしようとしていたんでしょう。
セッティングが重要ということです、セッティングって言わないっけ?セッティングですよね。それを施術所で、ベットの上でこれからこういう施術をします、小柳といいますみたいな。これが腰が痛そうな女の人を見たからと言って腰を触りますというのを電車の中でやったらたぶん痴漢になる、ということで、セッティングはすごい重要だということですね。腰を治す何てことはぼくにとったら全然簡単なことなんだけども、それを電車の中ではできない。

【実技】上脊髄反射
じゃ、もう一人誰か、ちょっとお腹をね、鳴らしてみようかと鳴るかな?わかんない、鳴らしてみようかと思います。誰か耳を貸してもらってよろしいですか。聞いてみたい、お腹の音を聞いてみたい、モデルのお腹の音を聞いてみたい方・・・女性のがいいですね。じゃ、〇〇さんお願いします。・・・耳あてちゃいましょうか。・・・(操作中?)
ま、うまくいくときはすぐ行きます。行きましたか?よしよし。それが上脊髄反射の。
そうそう、まあそれこそ。よし、ま
均整法で言うところの水平相関ですね、これはね。腕を刺激してお腹を緩めると。
心包経を抑えました。心包経を抑えたのと。そんなもんですね。
これが、今、お腹が鳴るっていうのは副交感神経的に体が振れてきたということです。これがだからお腹がぐるぐるいっているのを止めようというのであれば、それこそ背中をバーンとたたいてあげるとか、はじいてあげるとか、蹴飛ばしてあげるとか。それやっぱ内臓の動きが止まるという、これが交感神経系の作用ですということです。で、どうして副交感神経的に作用するのかというと、普段の生活の中でそれは交感神経的にその身体がどういったらいんでしょぅか、交感神経をまとっているという感じですね、交感神経でとりあえず抑えているという感じですね。普段の生活の活動の中で、活動しているかな、これがたとえばお腹が動き始めて中身が動くとかいうのは困る訳ですから、なるだけ抑えておこうと、いうことで交感神経が抑えているんですけども、そこに刺激を入れると。特別その、今、どうして効果がそれほどあったかと言うと、横に寝かせたということですね。横に寝かせたということがひとつ、そしてぼくが施術をしますよ、ということを言いました。そしてぼくが施術家なのはもう了解済みですね。そういう状況の中で手足に刺激を入れると副交感神経レベルに振れてくると。それは脳幹に行くし、脳幹に行って迷走神経の反射が起こるというものです。特に手の方が内臓には効きます。これはあの、足からいっても効くんだけど、そうですね、手の方が効きやすいんだろうということです。
手技療法 講義 ゴッドハンド
※上脊髄反射
それじゃあちょっとさっきのやつを復習します。脳神経と脳の・・・ちょっとテンション下がっているね笑・・・脳と脳神経というのがありますけれども、【板書している】脳神経というのはこういうやつです。12、12あって脳っていうのはこれが脳、ね。そして脊髄があります。これが中枢神経ですね。で抹消神経。で、ここにこう31対出ていると。脳、脊髄、この中枢神経っていうのが我々が触ることができないものです。骨の中にあるから。で骨から出てきたものが抹消神経。脳神経と脊髄神経。これで脳と脳神経、脊髄と脊髄神経がわかってもらえるかと思います。そして脊髄神経の中に、脊髄神経の中には運動神経と知覚神経があって、自律神経があると。でそして今やったのは上脊髄反射というのを起こしましたけれども、上脊髄反射というのは脊髄と自律神経が直結する場所ではないところで、つまり手足で刺激を入れて体性(タイセイ)の刺激を行けて上脊髄反射を起こして自律神経を動かしたというものです。
ちょっと実習やってみましょうかねぇ。ペアを・・・3人でペアを組んでやってみましょうか。今、手のほうが効きやすいんじゃないかと言いましたけれども、経絡的にその胃経もあることだし、足でも全然効きます。ので、3人でペアを組んでですね、お腹の音を聞いてみましょうか。お腹を鳴らす。もちろんならないことだってあります。鳴らなかったら運が悪いと思ってもらって、やってみましょうか。あるいは交感神経レベルが下がると体が柔らかくなるということがありますから、筋肉が緩んで身体が柔らかくなるので立位体前屈なんかやらせてみて、身体が柔らかくなるかならないか、お腹が鳴らないなあと思ったらそっちにシフトして試してみるという手もあるかなと思います。なので2つやってみましょうか。前屈して角度、そして、お腹の音を聞きながら手足を刺激してみると。で、お腹の音がなればいいけれども、鳴らなくてもその後立位体前屈をもう一度やってみて身体が柔らかくなっていれば効果出たんだなぁと。手足の刺激というのは手首を回す、足首を回すということで良いでしょうか。そうしてみましょうか。手首を回してみましょう。でそれでちょっとやってみましょう。7分くらいでやってみましょうか。

(ザワザワザワザワ)
 

 

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−4へ続く

 

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「ゴッドハンドを科学する。」1−2

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−1から

 


※神経の分類、続き
末梢と中枢で分けたときに脳と脊髄ですね、脳と脊髄というのは中枢な訳です。そして末梢神経というのはそれ以外と、いうことになります。で、よく混乱するだろうなと思われる部分で言うと、脳と脊髄、そして脳神経と脊髄神経というのがあるということ、これを区別できるようにしておきましょう。脳と脊髄といった場合は中枢神経です。で、脳神経と脊髄神経と言った場合、これは末梢神経となる訳です。脳神経というのは脳から直接出てきた神経のことを脳神経と言っていて、12本、いや12対ですね。12×2あると。そして脊髄神経というのは脊髄から出てくる31対の神経のことを脊髄神経と言っていると。まあ、均整師であれば脊髄神経反射法ということで、類別克服法だとか観歪法だとかというところで勉強しているだろうと思いますけれども、類別克服法のメインとしては、自律神経をどう動かすかというところがメインとなってきます。メインとなってくるんだけれども脊髄神経の調整法なので自律神経だけではないということです。そこが、重要というか、そこは抑えておかないと混乱をきたしてしまうということになります。
で、さらに右側に行きます。中枢と末梢はこれで分類はできましたけれども、末梢神経ですね、末梢神経を分類すると分類Ⅰ、分類Ⅱってこれ書いてますけれども、分類Ⅰというのがですね、これ機能の分類の仕方です。機能ですね、(板書)しくみとか、働き、働きですね。働きということです。神経の働きでわけたときにこの分類Ⅰになります。そして分類Ⅱ、先ほど言った脳神経あるいは脊髄神経というのは構造ですね。構造のことを言っています。だからこれつまり、つまりこれ(はたらき/機能)が生理学的ということであって、こっち(しくみ/構造)が解剖学的ということになります。だから身体のしくみと働きみたいな本がありますよね、あれは身体のしくみと働き、生理&解剖学の本ですよ、ということを言ってるということですね。 身体の人体の、身体のっていった場合はより簡単に説明しようとしているので、身体のしくみと働き、人体のとかっていうと、人体の機能と構造みたいな本は見かけますよね。それはだから生理学的なものと解剖学的なもの、働きと仕組みと。そういう見方で神経をわけるとこの分類ⅠとⅡとなる。というところまではよろしいでしょうか。
で、分類Ⅰですね、働き。働きでわけたときに体性神経と自律神経と。ここでやっと自律神経というものが出てきます。で、体性というものは求心性と遠心性があって、運動神経と感覚神経と。そして、自律神経の方も求心生と遠心性があると。よくあの、感覚神経、運動神経というのはよく聞く話だろうかなと思います。自律神経の求心性、遠心性というのはあまり触れられることはないと。これはですね、ラングレーというもともと自律神経というのを定義した外国人がいますけれども、このラングレーの説明の中に自律神経は遠心性のものとして語られたという歴史があります。だもんだから、求心性のものがあるということに対してですね、未だにですね、未だに混乱をきたしているというところです。で遠心性というのはつまりその中枢から外側に行く、何か働きを起こそうという機能のことを言う訳ですけれども、これを交感神経と副交感神経と言っていると。で求心性のものに関しては全てひっくるめて内臓求心性神経という言い方をしています。
で、交感神経と書いたあとにカッコして、カッコがありますけれども、これをですね、胸腰神経という言い方をしているのでカッコしてみました。胸腰神経というのは構造の問題です。胸と腰のところから出ている神経だよと。で、副交感神経は頭仙系と言いますよね、頭と仙髄。とりわけ有名なものとしては迷走神経があって迷走神経というのは第Ⅹ神経でありますから頭部ですよね、頭、頭と仙。(板書)仙骨の仙ですね、頭仙系です。トウセン系。これは場所で分けているわけですから、これは機能ではなくて構造の問題になってくるというわけです。ということで何となく自律神経がわかったでしょうか。感覚しているものとしては感覚神経、体性の感覚神経があって、そして自律神経の中にも感覚神経があると。自律神経と言ったときに内臓を動かしている神経ですよね、それは正しい訳ですけれども、内臓を知覚しているのも自律神経である、ということをはっきりさせておきましょう。ここは重要なので押さえておきましょうということです。
「求心性と遠心性をもう一度教えてください。よく聞く名前なので」
そうですね、はい。
「もうちょっとくわしく教えてください」
そう、求心性というのは求心です。求心ですって何のことかわかりませんけれども(笑)求心というのは(板書しながら)求心ですね、遠心・・・そうです、あの~こうあって、これが求心です。中枢に向かっていくのが求心。で遠心というのは中枢から作用を及ぼすために信号が送られていくのが遠心ですね。
「それはさっき、足に刺激を入れたっていうのは」
足に刺激を入れたのは、ありがとうございます、素晴らしいですね。求心ですね、求心的に刺激を入れて、そして一度脳で解釈させて遠心に持ってきていると。だからお手紙書きました、お手紙届きますって感じ。遠心っていうのは遠くに飛んでいくもの、で求心っていうのは求心力があるとか言いますよね。求心、ひきつけるっていうんですかね、求心。お薬みたいですけどね、「キュウシン」って。
「ほんとですか?」
いや、みたいだなってことですね。あの、別物ではあります。あれ? 救心は救うですよね。
そうそう、遠心性と求心性、神経っていうのはそういうふうになっていると。神経っていうのはなぜならばモノを伝える、モノを受け取るというのが神経の役割ですから求心性と遠心性と2つあると、2つ機能があると。で、この中で詳しい人にとっては大変大興奮なところかとは思うんですが、自律神経の線維の中の90%が求心性だということですね、内臓がどうなっているのかをうけとる神経だというのは、それで興奮できるっていうのは変態がいるかもしれません。なかなかね、この90%もあるっていうのは知らない。
とりあえずこれだけわかっていれば、とりあえずこれだけわかっていれば、大概のことはできてしまう、と思うんですが。ちょっと次行きましょうか。
ちょっとテストを持ってきてはみました。テストというか、これは答えが下に書いてあるのでそのまま見てもらえればいいと思うんですが、求心性と遠心性っていうのが非常に重要なことになります。とりわけ、ま、ちょっと今、12頁見てもらっていいですか。いきなりとびますけど。あそっか、12頁ない(笑)まさかの12頁ないけれども。じゃあ12頁はあとでちょっと話しましょうね。そう、我々手技者なので何か効果を及ぼさなければならないわけなんですけれども、効果を及ぼすときに当然求心性の刺激を入れると、そして遠心で効かせてくると、この2つをわかってなくてもいいけれども、この2つが作用しているんだというのはぜひね、理解しておきましょう。なので、このあと自律神経の反射についてまたちょっと話そうかと思っています。自律神経反射って3つ、3種類あります。これはあの、12頁に書いてあることなので(笑)ま、あとでまた触れますけれども、内臓-内臓反射というのが1つあります。そして体性-内臓反射というのが2つ目ですね、で3つ目が内臓-体性反射というのがあります。
内臓-内臓反射というのはそれぞれ身体で勝手にやってくれているというものですけれども、体性-内臓反射というのはですね、身体の表面から刺激を入れて身体の中で効果を及ぼしてくれる、これが体性-内臓反射と。
だから胃が痛い、背中を触りました、胃が治りました、みたいなね。治りましたというか痛みが取れましたみたいなことっていうのは体性-内臓反射であって、で体性-内臓反射の中にも2つあります。脊髄反射と上脊髄反射というのがあります。
今、背中を触って胃の痛みを止めましたけれども、止めましたけどっていや架空ね、止めましたども。これが脊髄反射です。デルマトーム上に刺激を入れて、脊髄で反射を起こして胃の痛みを止める、というのが脊髄反射。そして、さきほどはこれは圧-自律神経反射っていう、またちょっと別のものをつかいましたけれども、この圧-自律神経反射ともう一つその上脊髄反射というものがあります。脊髄の上で解釈させてさらに内臓に効かせていこうと。脊髄反射というのは脊髄でいったん刺激が入ってきたものが脊髄でそのまま反射が起こってくる、別のところに反射を及ぼすと。「脊髄反射的に殴る」とかっていうのありますよね。それは一般的な用語というか、あんまり使わないですか? あまり使わないのかな。僕のようなインターネット中毒の人たちはよく使うんですけど、「脊髄反射的だね、それ!」みたいな、頭でろくに理解もせずに反射的に行動を起こすのを脊髄反射的っていう言い方をいます。これに反して上脊髄反射的っていう言い方は一般的ではないのでしないですけれども、いったん脳で理解させてそこで解釈したものを身体に及ぼすというのが上脊髄反射ですね、意外にこういう刺激を我々は使っています。
それはこのあとデルマトームの所も含めてですね、伝えていこうと思っています。
そして3番、まあ見てればいいですけど、なくてもいいです。内臓-体性反射というのも自律神経反射の一つですね。内臓-体性反射というのは内臓の状態が身体の体性神経ですね、感覚神経であったり運動神経に反射してくる。だから胃が痛い、背中が張ってくるというのがこれですね。内臓-体性反射。これで身体の状態をよみとってそして体性-内臓反射で施術を行うと。いうことを我々、やってます。
いやぁ、よくしゃべりましたねぇ。

※デルマトーム
・・・それじゃあ、えっとですねデルマトームのところ、7頁を見てもらってよろしいでしょうか。そしてちょっと色塗りをやりましょう。デルマトームというのは、さきほど言った脊髄神経が31対ある中の、そしてその中で胸腰神経という言い方をしましたけれども、胸腰部ですね、胸と腰のところから出ている神経、交感神経というものがあります。まあ31対ある中からは体性神経はどの線維からも出ていますけれども、交感神経は(板書しながら)、これが脊柱ですね、脊柱のここですね、Dの一番です。T1とか言いますけれども。Dの一番あるいはCの8っていうね、の場合もあります。ここはまあまあそのいろいろあるってことです。人それぞれいろいろある的なことです。D1あるいはC8からこれも人それぞれあるわけですけれども、一応大きなところで言うとL2、あるとするとL4。2から4という感じでしょうか。これが交換神経の出ているレベル。なので交換神経に直接刺激を入れようとするとデルマトームで言うと、ここがD1ですよね、D1・・・そして足もこのへんでしょうか、L2。ま、図を見て色を塗ってもらえるといいかなと思うんですが。ちょっと遠いですけれどもね、この中でC8って書いてありますよね。C8のところ、ちょっと色を塗ってみましょうか。C8からL2。何色でも大丈夫です。交感神経っぽい色。
「同じ色で大丈夫ですか?」
ん? 同じ色で大丈夫です。むしろ同じ色。で、その間も全部塗っちゃいましょう。全部一色で。そう、先ほど言ったように脊髄反射というのは体性神経に刺激を入れて、脊髄に反射を起こして、直接内臓に刺激が行くというものです。そして、色を変えて、これは副交感神経なんですけれども、Sの2から4ですね。ここから副交感神経の線維が出ています。おしっこを出させる操作とかでこの足の裏側を刺激しますけれども、太ももの裏側を刺激しますけれどもあの辺はS2領域であったり、ということですね。
そう、でこれを乗り越えたところで交感神経幹の話ができるという感じになります。
このデルマトームも概念図ですからね、これがまあ正確にどこまでっていうのはいろいろあります。ちょうど今年の10月にですね、伊藤先生が正確なデルマトーム図をですね、本に出して出版してくれるということですのでこれをぜひ楽しみに。けっこう革命的なものが、だろうと思います。ズレるんですよね、こうね。そうそう、輪っかになってつながっているデルマトームの図ばかりを我々みていますけれども、これがその前肢と後肢で別れてズレてくるという、図を作っていました。楽しみですよね、これはほんとに楽しみです。その、施術業界がガラッと変わるんじゃないかという感じがしています。
交感神経レベルがD1からL3とかまで。そして交感神経がS2から4まで。で、その間のこのS1ですね、S1から、S1からっていうか、L4、L5、S1ですね。ここ何をしているのかと。ここ何をしているのかと言うと、体性神経がものすごい量出ています。なので、解剖学用語で腰膨大、頚膨大という言い方をしますけれども、ここが脊髄だとして、ここがね、特別膨らんでいるんですよ。首もここがぼわーっと膨らんでいます。ここも自律神経が特に出ているわけではなくて、体性神経が出ていると。で、何でここがその膨らんで、それは手足だからたくさん使っているということです。手足だからたくさん使っていて、体性神経がたくさん出ているので、自律神経の入る余地がないというくらいのことで解釈していていいものです。で、それに、その常識的な感じで考えると手足でそんなにその脊髄反射がばしばし起こって、自律神経に刺激が入って いたとしていたら大変困るわけです。手で作業していたら何かお腹がぐるぐる言い始めたとか、あるいてたらお腹痛いとか、そういうのはやめて欲しいですね。なので、ここには自律神経はこっからは線維が出ていないということです。で、先ほど言った、上脊髄反射というのは、、、2つ書いておきましょうね、(板書しながら)脊髄反射と上脊髄反射というのが、脊髄反射というのが、背中を触りました、脊髄に刺激が入ります、そこから脊髄から出ている同じレベルの神経の内臓支配のところに刺激が入ると、これが脊髄反射。そして上脊髄反射というのは手を触りました、そして頚椎に行きます、で頚椎から自律神経は出ていないので、これが脳に上がって脳から全身性に効いてくると。これが上脊髄反射ですね。一回脳に入って自律神経反射を起こしてくる。だから脳を介すか介さないか、この2つ反射の要点になります。だからデルマトームで今色を塗ったところがありますでしょ、色を塗ったところ。背中が交感神経色に染まってますよね、足が、足の一部分、おしりと足の一部分が副交感神経色に染まってますでしょう。そこの色の染まっているところに刺激を入れれば、直接そこは刺激が行くと。だけれども、色の塗っていない手足のところ、そこは一回脳に入って反射が起こると、いうことになっています。この上脊髄反射っていうのはあんまり聞かないから、最近です、ここ20年くらいの研究で強調されている反射になります。
そう、だからこれもう少し、もう少し我々にわかりやすい言い方で伝えると、施術をするときにまず手足から刺激を入れようと、手首を先に回すんですよ、足首を先に回すんですよ、身体に挨拶をしてから施術に取り組みましょうみたいなことを我々よく言いますけれども、それはつまり上脊髄反射を起こして全身的に刺激を入れて調整をしておいてそこから精査して行こうという発想なわけです。その方が刺激が安定するし、やさしい刺激だということですね。いきなり背中をバッと触ると一気に交感神経レベルが上がって、だから食事をしているときに背中を触らないでみたいなことです。消化したいんだって。その前に食事をとるまえに手足の刺激をして、そして食事に臨めばより胃腸は働きやすくて、ということですね。逆を言えば、逆を言えばというか、たとえば痩せたいのであればそれこそ、こう、こすっておいて、肋間神経こすっておいて食事に臨めば、そんなに暴飲暴食する必要はないということです。もっと言うと、どんだけしゃべるんだって笑 もっと言うと痛みっていうのは交感神経の求心性神経をとおって脳に上がります。内臓の痛み、内臓の痛みというのは交感神経の求心性を通って行く。まぁ、迷走神経はとおって行かないと生理学では言われています。ま、これがどれほど正しいかっていうのはわらないけれどもね、何か出ているような気はしますけれども。一応生理学の中ではそういうことにはなっていなくて、交感神経に反応がでる。 だから胃が痛い、胃が痛いものに関しては背中を使うというのが話が早いということです。そして胃の働きを整えようというのであれば、たとえば足の三里とかで体性反射を起こして一回脳に刺激を入れて上脊髄反射で戻してくると。いうのが胃腸の調整のスタンダードというか、わかりやすいところだと思います。ちょっと休憩とかしましょうか。

「じゃあ10分ほど休憩しましょう~」
 
(休憩)
 
※上脊髄反射
ちょっと上脊髄反射をやってみましょうか。
上脊髄反射を受けてみたい(人)?上脊髄反射をうけてみたい人!!
「はーい。」
じゃあ、よろしくお願いします。えーとですね、何でもいいんですけど、どうしようかな? じゃあちょっと前屈してみましょうか。
(前屈)
これ、(立位体前屈でビフォーアフター見てみようと思いましたが)やわらかいのでやらないほうがいい。
じゃあちょっとあお向けで寝てみましょうか。
上脊髄反射っていうのはとりわけ、副交感神経的に作用することが多いものなので、人前で何かをやるというのではとても難しいものではあります。

 

>>「ゴッドハンドを科学する。」1−3へ続く

 

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「ゴッドハンドを科学する。」1−1

第499回東京支部研修会(2015.5.17sun)
『ゴッドハンドを科学する』~最新の神経生理学の知見を用いて~講師:小柳弐魄先生

「姿勢を正しまして、先生に礼。」「お願いしまーす。」


※今日のポイント
はい、小柳弐魄といいます。知らない人は特に、、、大丈夫ですね。
今日はですね、『ゴッドハンドを科学する。』という何か大変な講題がついていますけれども、これについてはまたね、あとで話そうと思います。
今日ですね、一番、これだけはどうしてもというところを一つあげておきます。「交換神経幹」という、これは解剖学の用語ですけれども、交感神経幹という場所というかモノがあります。これを今日は覚えて行っていただくと。これだけ覚えていただければとりあえず、とりあえず今日は大成功ということでいんじゃないかなと思っております。

実演)喉の痛みを消す
で、ちょっとまず実技をやってみようかと思うんですが、これは交換神経幹の話はまあ直接には関係ありませんけれども、一つその、もう一つあげておきたいこととして、圧-自律神経反射だとか上脊髄反射だとかそういう話をしていきたいなと思っています。
喉がイガイガするとか咳が出るとか、咳が出ている人は今この場にはいらっしゃらないですけれども、喉がイガイガするみたいな方が居ればいいなと。居れば、ここで変えてみせるよというのをやってみようかと思っています。ちょっとつばをみなさん、飲んでみましょうか。ゴックンと。つばをゴックンと飲んだらどっかひっかかりがあるとか、何か飲みにくいなとか、言う人が・・・いないのか!笑
「喉が痛いはどうですか」
え、喉が痛いはOKですよ。あ、じゃあお願いします。大変サクラな感じがしますが笑
喉のどれが痛いとかはありますか?
「ここ何日かは朝起きたときに喉が痛いっていうのが、痛くって今もしゃべっているとこのへん・・・イガイガ・・・ちょっとイガイガする感じ。こっから風邪ひくのかなぁとか声がつぶれるのかなあ、そうなったら嫌だなぁの入口くらいです。」
そうですね。場所としては、つばを飲んで場所がわかるかな。こう、見ると、左のこのあたりに緊張があるようには見えますけれども、体感的にはどのへんがっていうのはありますか。
「左右の体感はあんまりない」
ないですか。
「喉の奥と食道につながるところの背中側 ? が痛い感覚です」
わかりました。じゃあ、これをつばを飲んでもらって仰向けでまず寝てみましょうか。
まあその、咳が出るなんていうのは迷走神経の反応なので、交感神経を上げてしまえばいいと。簡単に言うとそういうことです。そう簡単に割り切れないことが臨床ではあるのでなかなか難しいけれども、クリアカットにいうならばそういうことになりますね。
仰向けで寝てもらいます。そしてですね、これに関して言うと、自律神経の反射でもありますけれども、澤田健先生の、、、亀井先生がテキストに使っていたようなものですね、(亀井先生というのは)均整法の創始者でありますけれども。亀井先生が使っていたものの中にあるものにですね、照海というツボが、これ腎経のツボですけれども照海を調整して咳を止めると、喉の痛みを調整するというのがあります。最初から照海を今さわってみてますけれども、照海を さわったところでいうと、左側のこれがちょっとです、これとこっちのがあたりが強い感じがします。どっちが痛いか、さわってみて。うちくるぶしの下のところなんですけれども。こっちの方がはっているってことは、こっちの方が痛みがあるということが多いですね。でこれを押さえて、、、そしてもう一度ちょっとつばを飲んでみてもらってよろしいでしょうか。喉の痛みがこれで変わるのがわかりますか。
「一番下のなんだろ、ここのところのひっかかりがそれほど感じない」
感じない。そうですか。えっとですねー、そういう感じです。これはですね、いろんな理由の説明があるんだろうと思うんだけども、圧-自律神経反射を使いました、今。下半身を抑制すると上半身の交感神経レベルがあがる。そうすると喉のひっかかりが取れる。という、反射ですね。とりわけその、圧-自律神経反射に関しても後で話をしようかと思っていますけれども圧-自律神経反射はとりわけその左右で大きく差がでます。ただ、上下でも出る。
「今の、抑制刺激ですか」
今のは抑制刺激というか、これは非常に難しいところではあるんだけども、反応がある場所を抑える。これ、だから別の場所ですもいいんです。
「鼓舞するんじゃなくて」
いや、押さえる。押さえます。ただ、多少痛みはあります。痛みはあるけれども。
「真上から押されるんじゃなくて、ちょっとこう・・・」
コツを言えば、遊びをとってるということになりますね。遊びをとって、痛みが出ている場所を抑えると。ま、痛みがある場所の方が感じやすいということなんですけれども、結局は。ええ。だから別の、別の場所でもかまわない。例えば、例えば一回つばを飲んでみてください。・・・その感じと、たとえばどこでもいいんだけれども、例えば内庭を刺激する。つばは、つばというか喉はどんな感じですか。「喉は全然平気です」むしろ内庭のがよかった! これでぼくが恥をかいたという感じではなくって澤田先生が失敗したという感じになると。だから、生理学的な説明をすると、下半身であればどこでもかまわないんです、今のはね。なんだけども、ポイントとして喉が痛いときに経験的にうちくるぶ しの下のところ、照海ですね、照海が痛い場合が多いので照海を使うことが多い。さらに照海は腎経の経絡が流れていますけれども、腎経は喉に散るということがあります。だから今、もしかしたら腎経で調整されて時間がたって、さらに内庭を調整したから痛みが取れたということがあると思うんですけれども。けれども、上下の刺激で効果が出せると。それこそだから足の交感神経レベルを上げたいという場合には、上半身をおさえてあげる、上半身のとりあえずこれはどこでも良くて、どこでも良いんだけれどもその中でさらに精査していくというのが均整法ではたくさんありますから。とりあえずこれで効かないという訳はないということです。生理学的にそういうことになっています。効かなかったらむしろその、クライアントの自律神経が何か乱れているか故障を起こしているんだなという風に理解するところです。
というような感じでですね、なんでしょう、咳を止める、咳を止めるということに関していえば、いま仰向けでやりましたけれども、腰かけさせるというか、身体を起こさせるということが重要です。交感神経を上げるために姿勢をとるということは重要なんです。横向きで寝ている臥位というのはですね、副交感神経レベルが上がってくるということですね、そして身体が立位であるとか、それこそ椅子に座っているという状態であれば交感神経レベルは上がってくるので咳は調整しやすいということです。
均整法で、その、内臓調整法の中で座らせて背中を叩いて咳を止めるという調整がありますけれども、あれなんかそういうことを利用してますね。均整法の操作というのは非常にその、いろんなものが組み合わさって、操法が設計されていますので、そういう意味ではですね、これがこれに対応している、この反射に対応しているからこの反射はこの刺激なんだと一概には言えないと。2つ3つ重なった上でより良いものがよりよい結果が出るように設計されているという意味でですね、非常に均整法の操作というのは巧みなものが多い、ですね。それでは次に、資料を見てもらってよろしいでしょうか。

※神経の分類
はい、これ最重要と書いてあります。交感神経幹が最重要だと言ったばっかりですけれども、これが最重要ということです(笑)何が最重要かと言うと自律神経って何なのかと言った場合は、みなさんもうある程度わかってらっしゃると。自律神経の中には交感神経と副交感神経があってという、ことはもうある程度は理解されているだろうと思うんです。みなさんその、エキスパートであったり、プロフェッショナルであったりということですからね。
ただ。ただですね、自律神経というのが神経を分類した時に神経の中でどういうポジジョンにあるのかというところまで話を進めると、何かとわからなくなっていくことがある、であろうなと。さしあたってぼくはそうだったなということを想像してこれは書いてみました。
自律神経というのはですね、まずはこれ左から見て行ってもらうと、まず神経系を2つにわけています。何で分けているかというと、末梢と中枢ということで分けていますね。

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ゴッドハンドを科学する。②

①ゴッドハンドを科学する第2弾。2015年8月9日---

整体 講義 ゴッドハンド
先生方も少ないからやりたい放題やれるんじゃないかなと。
「資料は後から届いたら配布させてもらうということで、せっかくなので小柳先生から導入部分から講義を始めていただこうと思います。」(拍手)「(トイレの案内は省略)姿勢を正しまして、では、先生に礼」「お願いしまーす」


はい。前回が5月でしたね、5月にやりました。それでたくさん用意してきて講義中に詰めこめられなくて逃げたのでという感じで、今日はその続きということでやろうかなと思ったんですが、思ったんですがというか続きなんですけど、前回は自律神経系と体性神経系がどんなふうにシンクロしてくるのかというところを話したかと思います。で、今日は、ちょっと違う方向から見てみようと、違う方向から見るというよりは我々が手技者として営業していく中で相談される問題というのはむしろ運動器疾患が多いだろうと。運動器疾患を調整するときに実はそれが自律神経系から操作をすると、案外簡単におさまるものが見当たるなあと、結構な確立で見当たるなあということで、その辺を今日は話してみようかなと思っています。で、実技に関して言うと、星状神経節という、交感神経の塊があるわけですけれども、これを押さえこむと。押さえこんで交感神経節の役割をいくらか減らしてやろうと、抑制するというような形ですね。で、押さえこんでみると、いうことをぜひですね、今日はやりたいと思っています。で、それ以外の手技に関して言うと、実はまだ、あんまり考えていなくて、その辺いきあたりばったりで行こうかなぁと思っているんですけども、何かその、そうですね、これを今日は解決したいなとか、前回のことだとか、前回のことじゃなくても何なら自律神経系じゃなくてもかまいませんので、もし何か質問なんかあれば、そしてリクエストなんかあれば聞いておいてから始めようかなと思います。何かありますでしょうか。そうですね、まぁ前回、前回やったのはどちらかと言うと体性-自律神経反射というか、体性から感覚的な刺激を入れて自律神経的な反応を起こすということをやりましたけれども、今日は逆ですよね、星状神経節を調整して、運動器を調整すると。だから逆です、内臓-体性反射というような形になります。その辺は資料を見ながら話したほうがわかりやすいでしょうから、資料が来たらもう一度話します。そうですね、じゃ逆に、今日、きょう五十肩だとか、いらっしゃいますか。ま、痛みがあるという方がよいわけですけれども。


「午前中から鼻水が。風邪とかじゃなくて何か出ているので、抑えてもらえれば」
そっか、じゃあそれをいってみましょう。先生ですか?
「もういいですか」
はい。そうですね。どうしましょうかね。この間やったやつでやってみましょうか。いつごろからですか。
「今日の午前中、10時に朝練来て、集まったメンバーに頸のこととか話し始めたら鼻水がずるって来て、垂らしそうになったりとか。」
鼻水が出るということは頸から上の交換神経レベルが下がっているということですので、これの交感神経レベルを上げてあげればいい。ただ、実際のところ交感神経レベルをあげるという意味では横には寝かさない方が効果があります。あとはただ、横に寝た状態でっていうのをクリアしてなおかつ効果が出せればいいかなと。この間やったのは内庭を使って、内庭じゃないや、照海を使って、照海のツボがありますけども、これ腎経のツボです。照海という踵の内側のツボを使って、圧-自律神経反射を起こすと。で、上半身の交感神経レベルを少し、全身の中では優位にもっていくと。そして、それをやるんだったらじゃあ、照海じゃなくてもいいんじゃないっていうので内庭を使って操作をして、内庭を使うと完全に取れるということをやりました。で今、さわった感じで言うと、照海の左側に圧痛がありそうです、なので、圧痛点の方が反応が強いということですから、圧痛点を操作するということでやりますか・・・。あ、誰か先生の身体を観察したいという方、いらっしゃいますでしょうか。・・・じゃあ、お願いできますか。田川先生の頸椎の2番とか3番あたり、そのあたりの可動性を見てみてください。『(誰かしゃべっているけどわからず)』まあまあ、その感じ。2番と3番の間くらいで見てみましょう。じゃあ、胸椎の1番2番はどうでしょうか。「それとか硬い」『右側が』右側の?『一番…』それをま、これあんまり、そうか、説明できんのかな(笑)たとえばこれで変わったりします。『ずっと押してるんですけど』
はい、あ、ぼくもずっと押してます。まあ、実際のところ、そのなんていうか、押し方の問題ですよね。僕はちょっと強めに押してます。で、関節しようという感じで押していて、そういう意味では僕が押している方がより圧が強いという感じになっています。「そうです、そうです」で、上半身の交感神経レベルを上げると。上げるというか、上げると考えてかまわないです。上げておいて、鼻の調整をしていると。でそれが、今C2とかですか。「今まだD1です」「でも鼻を常にむずむずさせていないと耐えられなかったんだけど、今もう鼻動かさなくて大丈夫になった感じです」まぁ、これとあと照海というツボを使っているんだけど、照海じゃなくてもかまわないんで、よりその痛いところの方が効果はあるだろ
うと。なので、これやり始めると説明が難しいなと思って困っちゃってますけれども、まあ結果を出すという意味では結果が出ているので大丈夫なんだけれども、上半身の交感神経レベルを上げる、そして鼻を通すと顔に行っている交感神経の効果器が、D12から上っていって、上頸交感神経節ですね、これがC2の前、C2C3の前なので、という流れでここが緩んでくれるという、雑だな(笑)で、鼻はどうですか。「今ね、細かいことを言うと、たぶん、さっき杉本さんがこう下の方を押さえていたときはそんなに触れられていなくてそっちが強かったから効いてきたんだけど、今C2の圧とそっちの圧が同じくらいになったらまたちょっとむずむずしてきた感が」
うーんとですね、何を僕が悩んでいるのかと言うと、顔からの顔のその特殊感覚とかやっている、目とか鼻とかっていうものから交感神経に戻ってくる求心路っていうのは一応ないことになっている。ないことになっているのに結果が出ているのに悩んでいるっていう感じですね。実際のところでは三叉神経だとか、三叉神経の脊髄路みたいなのがありますから、そういうもので効果が出るんだろうと思います。わざわざ施術をしづらいものを選んじゃったなぁという感じです。じゃあ、あと他にやれることとしては、いろんなことがありますけれども、じゃあもう一つ触ってみましょうか。何ならコリを取れば治るのかもわかんないということで言うと、ちょっと頸を触ってみて、頸のどれがとかありますか。『・
・・(誰かが触っている)』比較的左が固い。圧-自律神経反射というのは抑えた側の反対側の交感神経レベルが少し上がっている、比較的上がっているというものですね。なのでそっか、頸を押さえたら頸が・・・「なんかそんな感じかも」鼻水はどうですか。「鼻水はけっこういいかも。さっきまでね、こうやっていないといけなかったので、今そんなに動かさなくても。」じゃあ、杉本さんありがとうございました。ちょっとじゃあこれをおさめて終わりにしましょうか。
なので、今その足の方に圧を加えて、交感神経レベルを、その上半身の交感神経レベルを上げるということをやりましたけれども、だから逆を言えば上の交感神経レベルを直接上げてしまえばいいということになります。しかもまあ、とりわけその、D1D2から鼻に神経はいっていますので、これの交感神経を鼓舞してあげると。深呼吸してみましょう。エイッと(田川先生を施術)。今鼻のとおる感じは「いいです」という感じです。「ありがとうございます」
クライアントが来たときに鼻が詰まって困っている。というときには、足を押さえてあげるというのは恰好いいかもしれない。恰好いいけれども、実際のところは上の、鼻にはT1T2から行っているので、T1T2をもってそこをバシッと刺激してあげる。そうすると交感神経がバーンと上がるので鼻が通ってくるというものですね。ま、鼻の通し方というのはいろいろあります。あと無臭症の人が来た、いってみましょうか。


あのー、そうですね。きょう自律神経の話ということなんだけれども、その話をする導入になるかなと。そういえば。
「あのーあと、味が味覚がなくて、においもなくて、もうじき何も見えなくなるんじゃないかなと」
(笑)ほんとですね。何か違う理由があるかもしれないけれど、ちょっとチャレンジしてみましょうか。コーヒーって匂いするんでしたっけ?
『します・・・』じゃあちょっとコーヒーのにおい嗅いでみましょうか。
「する」しますか・・・(爆笑)味はどうですか。
「あんまりしない」味がしない、そっか。味がしない。じゃあそれを頑張りましょうか。
「注射を打つとわかるようになるんです。今日はちょっと調子がいい方なんです」
あ、あ、それは良かった。
「もう一口飲むね。喉かわいちゃった」もうちょっと飲んでください。あれ、何の話だっけ?そうそう、無臭症か。僕あの、僕の自慢話として無臭症のクライアントみることが多くて、ま、百発百中ではないけれども。寝てていきましょう。それで、先生あの、手ぬぐいみたいなのって持っていますか?持っていないですよね。その、味がしないというのが、それそこだから例えば唾液が良く出るようにしてあげるとか、口の中の血流を良くしてあげるだとか、そういうことすればきっと味がするようになってくるだろうと思うんですね、で、鼻もそうです。匂いがしないというものに関して、その匂いっていうのは匂いを感じとる細胞の問題なんだけれども、そもそもここに血流が欠けていれば匂いがしない、どんどん死滅していくという状況にあるわけです。だからこれを匂いがするように交感神経レベルを下げてあげればいい、ということですね。なので直接、直接やってみます。それこそ、唾液腺を刺激するとか、そういうことをやればいいのかもしれないですけれども、せっかく自律神経の話をしているのでその、直接上頸交感神経節を押さえてみます。上頸交感神経節って何だっけっていう方もいらっしゃるだろうかと思います。資料をね、あとで配ってそれを見ながらまた話をしようかと思いますけれども。
「痛いからすぐ抑えるね、自分でやってると」はい。
先生のその、矢作先生の上頸交感神経節まわり、非常にその、緊張感という。そもそも、そもそも左の胸鎖乳突筋の硬さがちょっと尋常ではない。なにかしらのその疾患を抱えていたりするとそういうこともあるかもしれないですが、
「すごい痛いんですけど、どのあたりまで我慢すればいいですか」
最後まで我慢してください。そんなに、そっか、どのくらい痛いですか?逃げたい?
「うーん。今ね、ビデオが回っていなかったら暴れてる…」
こんくらいでどうですか。
「うん、それくらいだったら暴れなくて済む」今、ちょっとさわってはいない。こう、組織ごしに、まあいずれにしても組織ごしに触っているんだけど(もやもやしゃべっていて起こせず)交感神経幹というものが、この間いらっしった方たちはけっこう覚えているかなあと思うんですが、脊柱の前に走っている、でその脊柱の前を上ってきて、顔の中に入っていく。顔の中というか、頭の中に入っていくと。それが(?●●?)上の交感神経を血管を収縮させたりしているということです。抑制の刺激なので、そこそこ時間がかかります。そしてどこまで抑制するのかというのもいろいろ、それぞれあると思うんですが、その、そうですね、ま、気を見て呼吸が入ればとか、いうことはあるですけれども。これ痛い
?「うーん」まあ、矢作先生みたいなクライアントが来た場合はちょっと今日は厳しいので、次回という話をしてあげるといいですね。今日一回だと難しいと。まあ、いくらか変わりましたので「あぁ、変わったねぇ」どうでしょうか。先生ちょっとじゃう、匂いと、味と。「コーヒー」偶然ですね。カメラに。(笑い)「あっ、すごい。」ほんとですか。「すごいすごい。」「あーなんか喉乾いてたからおいしい」あーよかった。味は?「味はね、苦みが濃くなったけど、匂いがすごい」ああ、ほんとですか、ほんとですか。味がまだなんですね。「あーすごいね」まあまあ、そう。味の相談は僕あんまり受けたことがなくてよくわかんないだけど。「でもすごく痛かったよ」あ、ほんとですか。そうそう、クライアントの方々もみなさん、痛い痛いって言ってます。ははは。可愛そうにって言いながら僕はやってますけれども。けっこうそんなことよりも悩んでいらっしゃいますからね、みなさん。鼻が利かないってことがそれほど辛いのかっていうのが、僕は経験したことがないのでわかりませんけれども、それこそその、他県からいらっしゃいますから。鼻が匂いがしないんだって言って、わざわざ。「ありがとうございました」はい、ありがとうございます。
『逆に~』はいっ。『あの効きすぎて悩まれるのも多いとは思うんですけれども』鼻の匂いが効きすぎる『はい。そういうのは興奮させれば逆に取れるんですかぁ?』まあ、取れるでしょうけど、それはやりたくないですよね、そんなにその健康には良くないですよね『でも結構匂いでこう嗚咽してしまうくらいの』あ、あ、あ、そっかそっか、はいはいはい、嗚咽してしまうということは何かその迷走神経的な反射が起こっているだろうから、『ここの問題だけではない』だけではないですね。例えば胃が荒れてたりとか『あー、鼻だけじゃない』じゃないんじゃないかな。じゃないかと思いますね。『鼻だけの問題と思って、結構どうしたらいいのかなぁとか』つわり的なものですね、そういえば。つわりとかよく言いますよね、匂いがすると吐きそうになるとか。『逆をすればいいのかなって単純に』逆というか、そうですね、田川先生にやって差し上げたようなことをやればいいのかということでも、そうでもないと思います。『それは違う?』ええ。やるとそれはそれで、匂いはね、たぶんしてくると思います。『わかりました、すみません』ま、なかなかその自律神経の問題というのはこうオートマチックに変わるんだけども、どうしてもその情動ですとかいろんなものが重なってくるので、なかなか綺麗に出すというのは非常に難しかったりします。どれほどその、どれだけ条件を整えられるかっというのも一つの戦いになってくるのだろうと思います。それこそその、なんでしょう、これから施術をしますよという了解を取るとかいうことが結構重要ですよね、はい。じゃあ、資料を配りましょうか。
「まだコピーから戻ってきてないので、後半はあります」後半はある。ぜんぜん大丈夫です、それは。「できればまとめて全部みなさんにとってもらったほうが多すぎるので」はい、じゃあそれはそれで行きましょう。じゃあ、前回の復習から行きまーす。あ、今のところで質問はありますか。
「13頁からはできてるんです」ああでもまぁ、特に大丈夫かな。一回まとめた方が、だってまたばらばらしたらわかんなくなりますからね。「ぼちぼちだとは思うんですけど」「コピーが遅いんです、セブンイレブンに比べて」そんなことはよくあることです。えーと、あ、はい。
「レベル上げたり下げたりするのはどれくらい●●」
人によるという感じですけれど、実際は、レベルを上げたり下げたりということでコントロールするというのは一時的なものです。ですからむしろその何かがものすごく抑制されているか、あるいは何かがものすごく興奮しているかっていうものを一回解除しておいて、一回寝かせて、整えてその後の結果を期待したいといったところです。だからその指導も重要になると思います。生活のリズムを整えてとか。その、それこそ自然治癒力を引き出してくれるということだと思います。交感神経レベルが高すぎて困っている人がいるとしたときに、じゃあ下げればいいか、下げればいいかっていう、実際施術は下げることをやりますけども、それが下げたからと言ってそのたとえば、2時間後に下がっているかといったらわからないですよね、リバウンド的なものがありますからね。下げると上がるのかな。この間あの、バセドー病の人の、これはむしろ僕がききたい感じなんですけど、バセドー病の方が居て、この人無臭症だったんですよ。無臭症で鼻の調整をして、1回で匂いは出て済んだ話なんですけど、肩こり、頸こりもきついということで調整をしてあげて、で2回目が終わった後に円形脱毛症になったって言って。円形脱毛症ってバセドー病は多いものなんですけど、まぁなので円形脱毛症になったんだ、そっか、じゃあ血流を増さなければならないので、ぜひ来てくださいという話をしましたけれども、怖いから行きたくないって言ってましたけどね、その人はね。ま、実際それはどんな風に作用しちゃうのかもしか
したら僕がしたことがそのまぁ、自律神経というのは波ですから、一回下げたものがドンと上がっちゃったのか、とかっていう心配をちょっとしましたね、うん。まあ、そういうこともあると。そういうこともあるっていうか、そもそもその交感神経レベルを下げるとか、星状神経節を押さえこむということ自体が危険な手技ではないけれども、ただまぁそれがほぼ、ほぼ大丈夫だろうけど中にはそういうこともあるのかなというのも考えておくべきかもしれません。ね。それと、そう、それとそうですね、交感神経レベルを下げるために星状神経節を押さえこむということを僕やってますけれども、これが危険なんじゃないかっていう意見ももちろんあります。ましてその、マネジメントできる人であればいいけども、対応できない、例えばパニック症になったりするんじゃないかというですね、不安のメールをいただきましたけれども、大先輩からですね、確かに交感神経の交感神経幹、触った瞬間というのはドンと上がりますから、パニック症をもともともっていれば、もしかしたらその瞬間に起こっちゃうかもしれないというのはあると思いますね。ずっと押さえちゃえばいんじゃないの? っていうのが僕の感覚ではあります。そもそもパニック症があるという時に我々ができることとしては、交感神経レベルを下げてあげること、それこそ星状神経節であるとか中頸、上頸交換神経節を押さえこんであげるということが我々のやるべきことなんで、ま、押さえちゃえばいんじゃないかなというところでは考えてます。そ
もそも僕自身はその、今回その、円形脱毛症になったという話を聞いたのがこれが一番、ひとつ、ひとつだけですかね、ネガティブな意見があったとすると。でもう一つあったとすると痛いという話はあります。頸を押さえられるのが痛い。ただまぁ、結果を見て行くと無臭症の人たちに対して僕はほとんど、ほとんど全員上頸交換神経節を押さえこむという手技をやっています。でそれで大変効果が出ているという中で効果の出ていないおばあちゃんが一人だけいて、何で私だけ匂いがしないの?っていうおばあちゃんがいるんだけど、その人は痛いから触らないでっていう人なんですよね。いやいや、さわったらいけるんじゃないかなーと思うんですけど、という駆け引きを毎回やってはいるんだけど、難しい。難
しいな・・・。
「一息つかれましたら、こちら1番からみなさん並んで取っていってもらってよろしいですかね」あの、資料をじゃあお願いします。(・・・みんな並んで資料を取る時間・・・)
はい、ではですね、紙芝居から始めようと思います。はじまりはじまり~。(パチパチパチ)
はい、ゴッドハンドを科学するっていうね、大変な名前がついてますけれども、僕がつけたわけではございません。僕がゴッドハンドだっていう訳でもございません。均整法の説明をですね、やっていたときにゴッドハンドを科学するっていうタイトルがいいんじゃないのっというね、広告マンのアドバイスでそういう名前に決まりました。で、一枚あけてください。で、ここで神経系です。神経の話が混乱するよねぇという話が前回から始めました。なんとか神経なんとか神経ってなってるけど、それってどんな分類になっているのかと。自律神経って言っているけれども、自律神経とは何なのかということですね。軽くいくと神経系というのは末梢神経と中枢神経の2つにわけられるということです。これが結構重要なことですよね。で、我々が直接操作を加えているのは末梢神経ですね、で、その中に機能的な分類と構造的な分類があって、構造的な分類としては、脳神経、脊髄神経、この2つですね。そして、そしてというか、中枢神経系の中に脳と脊髄があって、末梢神経の中に脳神経と脊髄神経があると。脳から直接出ているのが脳神経、そういう話ですね。で分類としてもう一つ、機能的な分類として、体性神経と自律神経があると。ここでやっと自律神経というのが出てきます。で、自律神経自体はもともとはその遠心性のものとして定義されましたけれども、求心性もあると。迷走神経に至っては8割、9割が求心性であると。交感神経に関しては半々くらいだろうということで言われています。ですね。もうちょっ
といえば例えば交感神経の求心性神経というのは痛みを知覚していると内臓の痛みを知覚しているものであるという言い方がされています。じゃあ、次の頁行きまーす。自律神経というのは反射を起こします。その分類として3つあって、内臓-内臓反射と。自律神経が自律神経に反射を起こす。もうひとつは体性-内臓反射というのがあります。ま、これが我々が普段やっていることですね。身体の表面を叩いたりねじったりして内臓に効かせるということをやっています。この中に脊髄反射とこれ開けてますけれども、上脊髄反射ですね。脊髄反射と上脊髄反射というものが考えられます。で3番目、内臓-体性反射と。我々が普段読み取っているのはこれですよね。内臓が身体の表面に反射を起こしていて、痛いだとか凝っているだとかそういうようなことになっています。では次の頁行きまーす。これはひとつの大きさということで3つ並べてみました。脊髄、脊髄というのは背骨よりは短くて、だいたい頭から出て腰椎1番とか2番ぐらいまであります。で、それ以降は細く、馬尾と言いますけれども、ポニーテールみたいになっていると。で、それが背骨の穴から一つずつでてくると。31対ありますよという話です。でそしてそれが出てきました、そしてその中に交感神経ですね、ここでやっと自律神経の話になりますけれども、交感神経というのはC8あるいはT1という言い方をしますけれども、T1からL2までから出て、一回脊椎の前に脊柱の前に結びます。これが交感神経幹ですね。で交感神経幹はT1からL2までだけではなくて、頭の中にも入っていくし、おしりの先まであってそこからまた、おしりの先まで行ったものがもう一度脊髄神経に乗って足の方まで行くと。いうような経路をたどります。で次の頁行きましょうか。ま、これは輪切りにしたものです。脊髄から出たものが、交感、えー、交感神経幹に入ってそしてもう一回出てきて、脊髄神経に入っていくと。そして、皮膚であるとか、立毛筋であるとか汗腺であるとかというところに行くんだよ、というのが見てもらえればわかるのかなと。まあ、これは、これあの、ただあんまり流すのは勿体ないですけれども、ちょっとおいかけると忙しいですからこれはこのままいきます。じゃあ次の頁行きます。交感神経系の神経回路とこれがまあ立体的でわかりやすいだろうとこれを持ってきました。ただ、ひとつこれはたぶん間違いなんじゃないかなというのがあってですね、白交通肢ですよね、白交通肢っていうものがあるんだけども、グレーって書いてあるから灰白交通肢のことになっちゃってるんかなー、ま、そこまでみないからいっか、っていう話ですけれども、(板書中?)こうなってて、脊髄神経に乗ってきたものが一回交感神経幹の中に入ります。もう一回脊髄神経に戻っていくんだけども、この入っていくときのものが白交通肢なんだけど、グレーって書いてあって間違ってるんじゃないかなと思います。ただ、この流れですよね、この流れをぜひ覚えておいて欲しいということで、まあ、覚えなくてもいいけども、そんな風になっているんだよということを理解していただきたい。これが白交通肢と灰白交通肢っていうのがあるんだけど、白交通肢と灰白交通肢が二つあるのはT1からL2まで。で、それより下、それより上は、この白交通肢がないんだよと。かな。そうそう。でなんでないのかというと、交感神経幹から脊髄神経にはいっていくものとかないからということです。これがこのあいだ話していた上脊髄反射のからくりです。手から入れた刺激、足から入れた刺激というのは脳で一回理解して脊髄に、全身に降りてくると。なんだけど、体幹で入れた刺激というのはどう言ったらいいでしょう、脊髄反射を起こすと。脳まで行かなくても脊髄反射を起こすんだよと。脳にも行くんだけど、脳に行く前にも脊髄反射を起こすから直接刺激が入ると言っても過言ではない、ということです。これはまあまあ、そんなようなものなんだよということで、先に行きながらまた説明していこうと思います。それで、次は数字で見る交感神経幹ということで書いてみました。何を見てもらったらいいかというと、最初のこのムカデみたいな絵を見ながら見てもらえればわかるかなと、理解しやすいかなと思います。交感神経幹っていうのが頸においては3つ、上頸交感神経節、中頸交感神経節、そして星状神経節があるよと。で、胸部、胸のところでは10個から12個、椎体は12個あるんだけども、10個から12個ということです。1個少なかったりするということですね。で腰は4つ、仙部は4から5個と、いうことになっています。ちょっと少ないということですね、節が少ない
ということです。背骨は31個にわかれているんだけど、その前で結んでいる交感神経の節はちょっと少なくなっているということです。先行きまして、白交通肢というのはさっき言ったように、14から15、つまりTの1からLの2まで。12たす2で14から15ということです。でとりわけ今日、必要なところとしては頸の3つ、上頸交感神経節、中頸、で星状と。で上頸交感神経節というのが一番大きいです。で中頸というのはまああったりなかったりしますけれども、もう一つは星状神経節。流れの方向でいえば、胸椎、胸髄か、胸髄から出たものが星状神経節、中頸神経節、上頸神経節とのぼっていくということです。のぼって行ったものが結んで顔に行ったり心臓に行ったりすると。で、原寸大で絵を書きました。一番下
ですね、星状神経節というのはCの7、8、1が融合していて、まあ3センチもないと。2.8センチということです。そんな厳密に言えんのかっていう話ですが、2.8センチあって、ここに今書いてある絵はコピー100%なので原寸大です。原寸って書いてあるもんね。これくらいってことです。で、その次。何というか、話がちょっとなかなかその、絵がやっぱり必要なのでコピーはしてきたんだけど、コピーはしてきたけどまだよくわからないという感じが、伝わりづらいかもしれないけど、人っていうのはだから、分節ごとに別れているんだよっていうのを伝えたい。次の頁を見てください。分節図っていうのを3つならべてみました。分節ごとに神経が並んでおります。神経がじゃないや。神経で分節が並んでおります。我々がよく知っているものというか聞いているもの、とりわけその均整学園で言えば、伊藤先生がとても強調してくださっているものですけれども、デルマトームというのがありますよね、デルマトームというのは皮膚に、皮膚の分節ということです。脊髄神経が皮膚に来たときにこういう分割をしているんだよと。たとえば、おへそであればDの10番から出たものがおへそのあたりを支配しているし、乳頭であればDの4番ということですね。でこれが皮膚と。で、筋肉を、筋肉も神経が支配しておりまして、でなんとなく、だいたいこの筋肉はこの神経だろうというのはわかっています。これが筋節というものです。これがミオトームというものですね。(板書してる)これがだから脊髄損傷なんかの症状としてみていくと。みていくっていうか、わかってきたというような歴史があります。で、もう一つが骨ですね、これ骨節と書いてありますけども、これがスクレロトームというのがあります。骨自体は知覚されてたりはしないんだけども、骨膜ですね、骨膜に至っている神経と。ある程度分かっていると。ほんとかなって気がしますけれども、ある程度、わかっていると。生きていなければ、知覚できないはずなのに、骨がどんだけさがせるのかっていうところはあると思います。ただ、そういう風にわかれていますんで、骨もわかれているし、筋肉もわかれているし、皮膚もわかれていると。で次行ってみましょう、次の頁。主な骨格筋の神経支配。絵がとても簡略化されててわかりやすいなと思ってこの絵を持ってきたんだけれども、やはりこれも間違いがあって、さてどころに間違いがあるでしょう。頸の方ですね、頸の方から出ているもの。5671って書いてあるんですね。頸髄神経は1234567、8で1番、T1ってなりますね。その8が抜けているっていうことですね。だからたぶん絵を書くときに何か間違えたんでしょう、きっとね。ま、8はですね、たとえば筋肉で言うとこういう、、こういうやつですね。第一関節曲げたりとか。こういうの、筋力テストをやっていけばどこの椎体レベルで何かが起こっているのかっていうのがわかってくると、いうものです。はい。でそしてイロサシ問題がその次にある訳ですけれども、その前に星状神経節のところをいってみましょうか。資料としてまとめてはきたのだけれど、それよりは見てもらったほう
が早いだろうと。もう一回行きます。これが脊髄神経。黄色いのが出ています。これが、1234567、こいつがここですね、これがこれの、どういったらいいかな、これのところからLの2番までですね。ここから、この、ここの領域から交感神経というのは出てくると。で、これが出てきました、で前で結びます、で上に行きます、そしてここから出てきますとか。っていうのをやっているわけです。それはあの、下肢に関して言えば、L2とかから出てきたものが下に下がっていって、そのシナプスしてという言い方をしますけれども、ニューロンがニューロンをまたいでですね、下りてくると。ということです。で、星状神経節ですね。星状神経節というのがどこにあるかと。どこにあるかと言うと、この234567、ま、7のとこというか、8というか1というか、7と1の前ですね、ここんところにあると。その、それこそ横幅1センチ、縦が2.5センチ、2.8センチのものがここにあるんだよと。これがだから胸から上の交換神経の中継点ということになります。星状神経節、例えば上頸交感神経節というものも結局は星状神経節を通っ上頸交感神経節へいってそこから目に来るとか鼻に来るとかいうことをやっています。なのでこれを触りたい。これを押さえこめれば、交感神経をコントロールできます、ということです。そして交感神経をコントロールできれば五十肩も寝違えも怖くないよということになります。ま、五十肩に関して言えば、動かないものについては、関節を動かさないと動いてはこないですけれども、痛みですよね、五十肩の痛
みみたいなものは星状神経節のブロックであるとか、そうとう軽減します。これを触るときに前回もやりましたからなんとなくですし、やってない人たちももちろんいるんだけども、見ててもらえばわかるかと思うんだけど、頭です。でこっちに鼻があって、頸を持ちます。で寝かせてます。胸鎖乳突筋がこうあって、で胸鎖乳突筋のその、こっちが何だろ、起始かな、起始の方の裏側にあるので、この胸鎖乳突筋の裏からですね、回り込んで抑えるというようなことをやりましょう。胸鎖乳突筋の前から例えば、星状神経節ブロックの注射であればこの胸鎖乳突筋の前から刺すんだけど、なぜなら直線だから。だけど、我々はその指でやるので、回し込んでですね、胸鎖乳突筋の下から持って行って星状神経節を押さえる。押さえると交感神経レベルが下がります。ホルネル徴候っていうのがあって、その名前は覚えなくてもいいんだけど、ここらへんで例えば肺の癌とかがあったりしたときに、癌って固いのでこれが盛り上がってきて、交感神経幹を押さえこむ、星状神経節を押さえこむと例えば涙が出るとか、そういう症状を呈してきます。目が開かないとかね。なので、それの簡易版というか人工版というのを手で作っていくというのをやりましょう。
だれか、誰かというかちょっと、ちょっとじゃあ隣の人を見て、この人なんか交感神経幹を押さえてあげた方がいいんじゃないかなみたいな、例えばですね、C7T1あたりが盛り上がっている人とかね。っていうのが特徴的です。あるいはその、逆にその胸椎がへこんでいるような、前にいっちゃっているよみたいな人たちとか、そんな印象。あと何だろうなぁ。。ま、いろいろありますけれども。あ、それこそあの、肩が肩甲骨が脊柱よりで狭まっちゃっているとか。あるいは、さわってもらいたいとか、ありますか。さしあたって僕の手の心配をすると細い人がいい。でも太い人の方が、頸の太い人、身体の大きい人の方が、ぎゅっと緊張感ある人の方が多いと思います。その観察をじゃあ、やってみましょうか、隣同士で。遠慮せずに先輩の背中を触っても大丈夫ですよ。先輩すぎると一人ぼっちかもしれませんね。前回やりましたから。(全体ザワザワしはじめる。互いに観察している様子)
はい。じゃあ、モデルは決まりました。いや私がっていう人、いますか?
(引き続き、ザワザワ)
はい。モデルが緊張しますけれども、モデルがいます。場所としてはこの前にある訳です。でこの前にあってもちろん体性神経に反射していきますので緊張が取れると、いうことで、とりわけ見ると、ここの盛り上がりが気になりますよと。できっとこっちに緊張感があるんだなというのが言えます。それこそその、肩甲骨の内側ですね、を見ると、肩甲骨の内側がこの、右が狭い感じがありますし、右が狭いですね。でこの右の狭いのが広がってきてくれればいい感じです。その評価としては、感覚の評価としてはね。でここも緊張感が取れればいいなという感じです。では先生、あおむけでお願いします。「はい」こっち足。何を一番心配しなければならないかというと、頸動脈洞なんかを触っちゃって、頸動脈
洞なんかっていうのはその、喉仏の結んだところの胸鎖乳突筋の内側あたりにあるということなので、そこらへんを触らなく、まあ、触ってもいいかなと思いますけど、触ると、触って過敏な人だと気絶したりはします。ただ、寝かせているので気絶したところで(笑)今、やさしくその、僕の感じでいうとやさしく触っています。。。今これはどうですか?「気持ちいいです」親指で押さえ込んでいます。『頸椎で言うと何番あたりです?』頸椎で言うとDの1番と7の間。『触診できるんですか』触った感じで言うと、やわらかいそのなんでしょう、醤油の『醤油!?』ただ、慣れないと触ってもよくわからないと思うんだけど、慣れない場合はぎゅーっと抑え込んでおけば筋肉が骨があるなっていうのがわかるとさしあたって変わってくる。これがだから心臓で言えば、右心室右心房ですね。に枝分かれしている、右側であるとか。心臓の問題があって左がどうこう右がどうこうっていうことであれば、そこから推し測っていくということができると思います。(みんな口々にしゃべっており会話ではなさそうなのでテープ起こし割愛)
これをちょっとやってみましょうか。
これですよ、だから。これさえあれば(笑)これを横において。
あ、そっかそっか、コツを言いましょう。コツを言うと、突然指を持っていくっていうのはわかんなくなりますから、指を横から持っていきます。で、横突起かな、横突起、背骨の脇にあって、そこを巻き込ませていくと。ただ、それだと腕神経叢を挟んじゃうので、近々しびれがでます。だからこれをちょっと挙げる。ちょっと挙げるとここさわっているのでこれでじーっとしておけばOKです。『隙間ありますかね、筋肉の隙間ありますか』そうなんですよ、筋肉の隙間あります。隙間を縫って。あの、斜角筋の調整もやりたいなと思ったんですけど、時間もあれですから斜角筋もとりあえず。ま、とりあえず触って、時間があれば斜角筋やって、で最後に前に触る練習をしましょう。もう一回行きます。親指を横
からあてる『6番、7番』そうですね、7番『7番の横突起にあてる』あてます。第一関節あてます。で、まわしこみます。ちょっと浮かせます。ま、これがその実際の普段の調整に使わなくともかまわないと思う。他の操作で効かせることはできるんだろうと思うんだけど、これが実際にその星状神経節を触りました、交感神経レベル下がりましたというのも見えてくると構造が見えてくるということになります。構造が見えてくるとしくみがわかってきて、これをやらなくても他のことで効かせることができるということです。そういう志の高い技です。
じゃあペアでやってみましょう~。
(互いに施術中でザワザワして30分くらい経過)
「では後半始めたいと思います。一度こちらを向いてくださーい。では小柳先生お願いしまーす」
はい、頑張ります。20頁を見てみましょうか。20頁に斜角筋の図があります。右下に20って書いてあるところ。星状神経節を触ろうとするときに邪魔になるものとしては、この胸鎖乳突筋は非常に邪魔ですよね。もう一つが、この前斜角筋、ですね。前斜角筋がぎゅっと緊張していてなかなか届かないと。なので、この全斜角筋のストレッチ方法も一緒にくっつけておきました。左下、左下ですね。トラベルという人のやつ、トリガーポイントというのをたぶん最初に言い始めた人ですかね。トラベルさん。でこのトラベルのトリガーポイントマニュアルというのは、検索するとインターネット上に全頁載っかっているので、見てみるといいかと思います。その中の全斜角筋のストレッチ方法、このDとかいてあるところをご覧ください。伸ばしたいほうに頸を曲げてそこから上を向くと。いうのが全斜角筋のストレッチ方法と。さらにそのおしりに手を敷いちゃった方が角度がとりやすいと書いてありますけれども、こういうことをですね、あの、誰かやってみましょうか。全斜角筋が緊張していますっていう人。えーっとね、何がいいかな、頸が回らないとか、頸が横に行きづらいとか、ありますか。誰でも大丈夫です。じゃぁ、この中で体が一番小っちゃい人いますか?
「はい」はい。よろしくお願いします。仰向けでお願いします。「頭はどっちがいいですか」頭、あ、じゃこっちがわで仰向けでお願いします。これ何もそんなにその、みなさんにご指導するようなことでもないんですけど、全斜角筋というのは胸鎖乳突筋の向こう側にありますね、これを伸ばすのに角度を、こうもってきて、今これ左側の全斜角筋を伸ばそうとしています、こうもってきておいて、上を向かせる。こんなところで角度がつくと。それこそその、息を吸ってきたときにすっと抜くと。息を吸ってきたときにすっと抜くと。きゅーっと引っ張っておいて、ぽんと。いうようなことをやると、あれですよ、筋肉操縦法をやると良いと思います。というのをやってみましょうか。じゃあやってみましょう~
。(互いに操縦中ザワザワ)さっと終わってやらなくて良いと思います。
今、どこまで行ったんだっけ。前斜角筋か、前斜角筋を今、伸ばすの、だから中斜角筋だったら横向きにさせてひっぱる、後斜角筋であれば反対側を向かせて背中側を引っ張る、背中側というか後頸部ですかね。うなじあたりを伸ばしてあげるということで良いと思います。でそれをやるとより触りやすくなるものですね。触りやすくなるし、そもそもの交感神経幹のレベル自体も下がってはくるだろうと思います。今その斜角筋って結構地味な操作ですけれども、斜角筋の緊張を取るっていうだけでも結構その頭部の症状というのは軽減されてくるものですね。ことごとく、それだけでやってる鍼灸師なんかもいらっしゃるくらいです。頸から上って言ったら斜角筋っていう人たちもいます。
次の9頁をちょっとじゃあ見てみてください。右下の9ですね。右下の9.そもそも、その間の5月にやった東京支部研修会で自律神経をやるとなったときにそっかそっか、全国講習会の前だしということで、全国講習会の準備というつもりで僕自身が挑みました。そしてその中で交感神経幹、これが見えていればいろんな話が見えてくるんじゃないか、村松先生が全国講習会担当してくださってましたけれども、交感神経幹がみえてれば話がまた見やすいだろうなあということでその準備というつもりで話しました。ということなので、全国講習会が終わった今となっては、復習というような形で見て行きたいな、振り返っていきたいなと思います。そうすることで定着させていきたいというねらいがあります。で、イロサシっていうのがありましたよね。手の9頁がそれですね。手の胸椎の脇の4側のD6の4側で伸筋だったり屈筋だったりを見て行くと。でこれはいったい何なのかという話だと思います。全国講習会に来てなくても、そのちょっとお話しましょう。手に行っている交感神経あるいは、頸から上に行っている交感神経というのはさきほどから言っていますように、胸から出て交感神経幹に入って、そこが上行してそこで星状神経節なり他のところなりというところでむすばってそこから広がっていく、手の方に移っていくというものです。で、上肢の交感神経、腕の交感神経、手の交感神経というのは一般的には良く聞くのは6番から上ということで聞いています。2番、D2ですね、D2からD6のところで出てきて、交感神経幹に入って、でその交感神経幹を上って星状神経節に入ってそこでニューロンを変えて、手の方に行くんだよというのが一般的です。というのがここに書いて、書いていうか、この図ですね、右にある図見てください。Tの3456ですね。3456から出ています。3456から出て、SCGというのが交感神経幹と。で、これに入って、ん?SCGじゃないや、SCGって書いてあるこの縦のラインですね、縦のラインに入ってそして上に上がっていって、そして星状神経節から脊髄神経に入って腕にいくと。で、もう一つのラインが書いてはあります。T2T3T4からですね、動脈にですね、沿っていきます。手の交感神経というのは非常にわかりづらい。というものです。そもそもその手のデルマトーム自体も実は結構怪しくてそんなに綺麗に出るものかと、伊藤先生がですね
、そういう話をよくしてくださっています。何かというと、脊髄神経に乗っていく交感神経と、そして、動脈に沿って走っていく交感神経があって、でこれがそのクロスするからわかりづらいというものです。ただ神経が、背骨から出て頸の前で結ばってそこから手に行くんだよというのがおわかりいただけたかと思います。これが、イロサシ問題ですね。一般的にはだから知覚であるとか、運動の体性神経ということで言えば、手というのは頸から出ているわけです。だから不思議だということです。不思議だというか、レベルがありますよね。そもそもそう聞いてああそうなんだと理解する、もしくはそこに疑問を持つということですね。疑問を持つにはある程度理解があって、手の神経というのは頸から行っているよね、頸から行っているはずなのに何で胸で操作するのっていう話になってくるわけです。それが、胸で操作すると自律神経を介してということですね、介して手に影響することができるというのがイロサシの問題です。で次の頁をいきましょう。10頁。痛みの調整上重要な神経、これあの、これもこの間の全国講習会の復習です。村松先生が資料としてあげておいてくださってものですね。痛みの調整上重要な神経、これ全て読む必要はないと思うんですが、最初のところですね。痛みを調整する際に心得ておかなければならない非常に重要な神経は、第8頸髄神経、そして、第6胸髄神経、そして第2腰髄神経と第2仙骨神経であると。ここが重要なキーポイントということになっていると、いうことを書いてあ
ります。で次の頁のさらに次ですね、12頁良いでしょうか。8622と書いてあるところです。8622というのはつまりC8ですね、C8、D6、L2、S2と。いうことでこれもその村松先生の資料からひっぱってきたものです。これを見ると、やはりですね、自律神経を見ているのは明らかという感じですね。第8頸髄神経のところに頸、脳、筋肉をやっていると。一方操作しただけでも左右に応じると。これちょっと特殊な着眼点かなという気はしますけれども。左なら左、右なら右というのが一般的です。これが、そうですね、C8レベルで特に特徴的に左右に効果が出やすいということで書いてあります。でその次、D6ですね、D6は上下のバランスということで書いてありますね。そして腰部、臓器?かな。左右の運動系ともに影響していると。いうことが書いてありますね。その次は骨盤臓器の左右バランスと。S2と。で次の13頁をみてください。これのモトネタとして『神経療帯療法』っていう、これ間中善雄先生っていう非常に有名な、亀井先生も何度かひいて話してらっしゃいます。間中善雄先生の、これは本というか、間中善雄先生がドイツの医者が書いた本を翻訳されて出版した本。その中に「移行分節」というのが出てきます。この移行分節読んでみましょう。Sさん、Sさんは脊髄と交感神経幹のある一定の場所、すなわちC8L2S2にいわゆる移行分節なるものがあることを生理学的に立証した、これは大変重要な知見である。Sさんの定義によれば移行分節とは脊髄神経系と内臓を支配する自律神経系、両側の交感神経節状索等々を結合する唯一の分節をいうと。この分節には頭部・骨盤・生殖路へ向かう協力性インパルス、拮抗性インパルスを伝達する多数の重要な神経路が存在することは疑う余地がない。この部分は両者の神経系がとりわけ親密な相互関係にあるから反射的な症候や、痛覚的症候、リウマチ症候の原因となることが意外なほど多いのである。さらにここは体表反射療法に重要な意義があると。そうですね、C8の前にあるは星状神経節がありますでしょ、でそしてL2、L2の前に特に何とか神経節みたいなものはないわけですけれども、L2レベルから下に行く、交感神経というのは、そうですね、下半身の交感神経というのはL2を必ず通っているのです、つまり。そして頸から上の交感神経というのは当然C8を通っているということですね。そういう意味で強調していていいだろうということになっています。この移行分節というのが左右差ということで言うと、何というか、この、間中先生の翻訳した本の中にはそういう記述は見当たらないですけれども、亀井先生はそうおっしゃっていますね、だから、もしかしたら何か違う資料も、もしかしたらあるのかもしれない。ということで次の頁をみてください。もう一つ先ほどの、8頁ですね、主な骨格筋の神経支配という、これもちょっと見てみてください。これはその本の中から読み取ったというよりはC8L2S2といえば何だろうかと、言ったときに頭に浮かんでくる場所として、体性神経、脊髄も腰膨大、頸膨大って言って、頸のところでふくらんでいる、足のところでふくらんでいる、何で膨らんでいるかと言う
と、手足に神経が行っているからですね。これよく働くからということですけれども、それが出てくるのはC5からD1ですね。そして足もL2からS2のレベルが足に行っていると。S2から膝を曲げたりっていうのはS2でしょうか、で、爪先立ちとかがS1という感じになりますけれども、これがですね、自律神経の本を見ましょうか。自律神経の本はC8からL2、そしてS2からS4。S2からS4は副交感神経が出ているということになってます。というので見て行くと、ちょうど、ちょうど重なるのがC8のところとL2のところとS2のところ、今その僕のデザインが悪くて絵がですね、D1のところと頸胸移行部がちょっとわからないことになっていますけれども、つまりはC8ですね、C8、それこそ星状神経節が前にある場所ですね。ここのところ
でひっかかってくるわけです。上脊髄反射という話をこの間しました。上脊髄反射というのは脊髄に入ったものが、脊髄反射ではなくて、いったん脳に上がって解釈されて下りてくるものを上脊髄反射といいましたけれども、手の中にもですね、完全にそれが自律神経系に反射を起こさない、脊髄神経、ん?、脊髄反射的に反射を起こさない。ん?あれ?脊髄反射を起こさないんだけど、脊髄反射を起こす場所もあるんだよと。例えば、小指であるとかですよね。小指であれば交感神経にバシッと刺激が入りますよとか。いうことになります。そして、S2、ハムストリングなんかをイメージしてもらうと良いと思うんですけど、S2にも刺激は入れることが出来ると。これは、脊髄反射的に刺激が入るということですね。そしてL2、これは大腰筋をイメージしてもらうといいんですけれども、L2で刺激を入れれば交感神経に脊髄反射が起こるというものです。それをこう、縫って、縫ってですね、刺激を入れたときに上脊髄反射が起こるんだよと。いうことができるのかなと。そういう意味でC8、L2、S2というのは非常に重要な場所ということになるのかなと。それをまあ、こういうことも考えられるよというようなことですね。これ特に本にこういうようなことが書いてあった訳ではありません。はい。では次いってみまーす。で、D6は何なのかと。亀井先生が言っている、痛みをコントロールする時に重要になる4つの分節ですね、その中のD6はいったい何だったのかと、これはその間中先生の本には書いていないわけです。もうひとつその、じゃあ、D6って何だろうかと。で、さっきの、さっきのちょっと8622って書いてあった、見にくかった資料ですけれども、これのD6のところに上下の身体のバランスをとるという風に書いてあるところが、わかりますでしょうか。一応目のバランスをとる、これ上下のバランスをとると。神経が上に行っている下に行っているというね、脊髄のレベルですね、言っているのは交換神経しかないわけです。じゃあ、D6って何だったのかというのでちょっと僕の中で思い出したことを、これ生殖器講座ですね、D6性交の過不足、感度と。これあの生殖器講座のテキストの中にあるものですね。この中にD6は天地の間なんだというのが書いてあります。その性交の過不足が出るというのは僕はよくわかりませんけれどもD6は大脳その他あらゆる内臓に分岐を送っている重要な神経であって、この真ん中あたりみてください。精神的なもの、肉体的なものも全部現れる。D6は、D5以上とD6以下に分岐を送っていて、あらゆるところに分岐している。これはつまり、血管に沿って交感神経が分布しているということですね。D5は上に関係した神経の分布しかないD7は下にしか分岐を送らない、D6は天地の間と言われてこれほど重要なものはない、D5以上を天と称し、D7以下を地と称して、D6を人と称することもできる。D6が乱れれば、天が乱れ、地が乱れることにもなるというのが書いてあって、右の図を見てください。これ体性-内臓反射の本から取ってきたんですけれども、石川太刀雄ですね、石川太刀雄の本から持ってきました。T2から8番、T2から8、そして下肢から行っているものは10からL2ということになっています。これだから、本によってずれてくるものです。さきほどからちょこちょこ出てきていますけど、コピーを取って資料として使ってみようと思って改めて見てみると、この資料使えるなと思っても、何かとその情報がずれてくるものですね。でもそれくらい情報ってずれてくるものですから、なかなかその一冊の本を読んで信用するっていうのは怪しいと、いろいろ見比べた中で見て行かなければならない。で今この、その3つブロックがあって下のところですね、横線を僕が引いているやつ、交感神経系は全身の自律神経効果器を支配する。一般にT1からT6分節は頭部頸部上肢および◼︎ケイカク◼︎の自律神経効果器の交換神経支配と関連していると。だいたいT7L2、またはL3の分節は下肢、腹腔、骨盤腔の効果器を神経支配すると。いうのが書いてあります。これはエンタープランズっていうところから出ていたですね、『脊髄、脊柱、自律神経』っていう本がありますよね。すごく高い本でですね、25,000円する本でございます。今買えないんですよ、あ、でもただですね、Amazonで見ると、あと学校にはあります。学校にはあります。僕もインターネットで30,000円くらいで買ったんですけれども。今ね、Amazonで120,000くらいでありますからぜひ買って勉強されるといいんじゃないかなと。そうそうそ、今日ね、お見せしようと思って持ってきました。これですね。学園に置いてあって非常に詳しいので、これぜひね、ぜひというわけにはいかないけれども、学園に行って読んでいただけるといいと思います。このT1からT6ですね、T1からT6が上肢に行っていて、T7からL2が下肢に行っているというのは僕も良くみかけるものですね。なので、T1から6、7からL2というのを信用していてもいいのかもしれない。とは思っています。ただ、その資料によってそういうズレもあると。で実際身体を見るともしかしたらまた違ってくるものがあるだろうと。そして個体差もあると。交感神経のたとえばその節がありますけれども、あれは特に人間において移動が多いということで聞いています。ラットなんかだとそんなに移動がないんだけれども、人間だったら節が12個だったり13個だったり11個だったり、差があると。個体差もあるということですよね。というような、ということで、D6が天地の間なんだということでたぶんこれが加わっているというものだと予想しました。そろそろ実技を挟みたい所ですけれども、特に実技を思いつかないので先に行きます。いいでしょうか。あっ、そっか。イロサシをやってみたいっていうのもあって…時間もまだ大丈夫ですね。イロサシの所行ってみましょうか。イロサシ、9頁。痛みがあって背中に出るということであれば、僕自身臨床で使っているときには背中を見てこれが伸筋だな屈筋だなという風にあんまり見てませんというか、そんなに覚えてられなくて、まあだいたい4側くらいに出るだろうと手が問題だというなら6からT1の間で何かあるだろうとみてますけれども、これの、もしこれがちゃんとイロサシで出るのであれば検証したいなということで、手をつねられて
もかまわないという方、(笑)痛みを出してちょっと見てみたいというのはありますものね。なかなかこれクライアントにできないことなので、痛くてかまわない人。・・・マジすか! よろしくお願いします。じゃあつねってもいいという? むしろつねりたいという人。
えっとですね、じゃあ、座ってもらった方がいいですかね。イロサシであれば手の伸筋の痛みはD6の4側に出ます。ので、僕の感じで言うと4番出てると頸から上に何かあるなという感じはありますけれども、4番探ってみて。4番は尺側になるか・・・痛みがあるか、しびれがあるか・・・特にないですか。「ないですね」
じゃあ3人一組でやってみましょうか。
痛いのがやだという人は痛くてもかまわないという人とやってみるといいと思います。
(互いに施術中の会話)
多少のつねりだったらやわらかくなるんです。むしろ弛んだりするんです。上脊髄反射をおこしちゃうと。。。
(痛いとか痛くないとかいろいろな声が聞こえるが、一定の会話ではないため、テープ起こし割愛)
えっとイロサシ問題というか、どうでしょうか、その伸筋の痛みはD6にでるとか屈筋の痛みはD1にでるとか。どうだったでしょうか。まあ、そう思ってみればそうみえてきちゃうものなのかなぁと。でもそうなってますよね、どうやらね、ええ。いかがでしょう? ですね、ですね、よかった。いずれにしてもですね、案外重要なことっていうのは胸から出て首に入って腕に行くんだよということが理解していただければ、いかようにも応用できると思います。そう、では、次は、次、じゃあ4とびの話を行こうかなと思います。16頁いきます。椎骨の刺激が4とばしででるんだよというの、われわれいっていますけれども、実際そんなような気がしています。何かそこに根拠があるのだろうかとか、あるいはその均整師じゃ
ない視点で見たときにどんな風に見えているのかと。どんな風に見えてるのかとか、どんな風にむしろ説明できるのかなという観点で僕は探していますけれども、これも前回の全国講習会の中で出てきた話です。伝導路のお話をその時は伺いました。伝導路が4つ、上行して、何というか刺激がとんで行くんだよと。で、4とばしって何か、何が4とばしなんだろうと、僕自身も均整師になりましてですね、ずっと考えてて何だろう何だろうということで2つほど思いついていることがあります、これかなということで。1つはですね、多裂筋です。多裂筋っていう筋肉が背中にあって、これもですね、これもまた本によって記述が違います。多裂筋の起始停止、これが4つとばしだったり1つとばしだったり2つとばしだった
り3つとばしだったりいろいろいあるんですけれども、つじつまをあわせるために4つとばしを探してきました。これはプロメテウスのもの、18頁ですね、18頁プロメテウス。多裂筋、C2から仙骨までくっついてて、凹突起と3から5つ上位の椎骨の棘突起を結んでいると。つまり、約4つずつ上がっていくというものですね。ま、ふつうにだから運動系で考えれば多裂筋が影響してないわけがなくて、4つとばしで刺激がとんでいくというか、椎骨は連動して動いていくだろうということが言えると思います。これならこれだけでかまわないと思うんだけど、もうひとつあります、もうひとつ。4飛びです。4飛びのもうひとつある、神経ですね、4つ下の椎体を知覚しているのは4つ上の脊髄神経だというですね、研究が出ていて
ですね、『見える腰痛』という本で。じゃーん、これ。本が出たのが2012年ということで、19頁をちょっと見ていてください。19頁の左の線をひいているところ。骨節線は、骨節線はというのはさっき言ってたスクレロトームですね、「スクレロトームは、脊椎をななめに横切り、後根神経節、脊髄神経より腰椎副側脊柱線上、背側正中線上において約4分節相当距離だけ尾側に位置する」と、書いてあります。何のこっちゃとなりますけれども、とりあえず4という数字ね、ここでひっかかった訳です、僕はね。4とばしだっていうね、感動しまして。何が書いてあるかというと、4つ上が責任椎体だということが書いてある訳です。骨節線は脊椎をななめに横切り、(板書中)こうなっているという。で、これがずっとこういっ
て筋肉だったり皮膚だったりということで感覚しているんだと。で立体で見れるんだという本なんですね。だから見える腰痛っていうのはそういう意味なんですよ。見える腰痛。これはですね、高橋先生・・・(板書)4つとばしがじゃあじゃあじゃあじゃあ、脊髄神経は、脊髄神経で言うと、椎体の下の椎間板であったり、もうひとつ下の椎間板であったりそこらへんを知覚しているという脊髄神経はあります。さらに4つ下となると何がつかさどっているかというと、これがね、また交感神経性の求心性線維、自律神経が知覚している、自律神経の知覚線維がそこを知覚しているということがこれに書いてあります。どの辺に書いてあるんだろうな。ちょっと読んでみましょうか。
「基礎研究を始めてすぐに筆者はラットの5と6の椎間板副側部と鼠径部皮膚とが神経的につながっている実験結果を得た。その機序はL2脊髄神経に含まれる二群求心性線維または脊髄反射であることが判明した。二群求心性線維はその後、椎間関節と坐骨神経の間、椎間関節と背筋の間にも見出された。こうしてラットのL5L6椎間板はL2後根神経節細胞に支配されていることが明らかになった。しかしその求心路がわからなかった。L2後根神経節を発した求心性線維はどのような神経経路を通ってL5L6椎間板外側部に至るのか、千葉大学脊椎外科腰椎班の研究によりその経路が傍脊椎交感神経幹であることが判明され、これはつまり交感神経幹ですね、著者らはそれを交感神経性求心性線維と命名した。一方椎間板背側部に交感神経性求心性線維だけではなく、当該分節とその近傍の分節の後根神経節細胞由来の体性求心性線維も分布することもわかってきた。」
ははぁ。体性神経も近くにあるんだよと。「後縦靭帯、椎間関節、仙腸関節は体性線維と交換神経性線維の2重感覚支配をうけていることがわかったと。いうことが書いてありますね。2重に支配されていると。交感神経性にも支配されているし、体性神経性にも支配されていると。交感神経性求心性線維は硬膜にも認められた腰椎に交感神経由来の神経線維があることはすでに報告されており、それらの神経線維が求心性線維である可能性も示唆されていたが、後根神経節に細胞体をもつ確実な求心性線維であることは千葉大学腰椎班が最初証明したと。」いっちゃうましょうか。「交換神経性求心性線維の通過経路、脊髄神経からはく交通枝、某脊椎神経間かいはく交通枝を経て椎間板に至るのはしかしながら時期を同じくして筆者が報告した体性求心性線維の横断面で、同心円上、矢状断面で放射状の立体構造、、、」これですね、この、こういうななめに走るんだよと。ななめに知覚しているんだよと。「とは明らかにそぐわないものであった。椎間板外側部副側部、腰椎◼︎コウオウ◼︎要素は腰椎を切除してもL2後根神経節細胞の数は不変であった。さらに脊柱管内部の参照点については交換神経幹を切除すると支配後根神経節細胞の分節性がより明確になった。」うん。「これらの結果から筆者は現代では交換神経性求心性線維は内臓とともに主に脊柱管内部の組織に分布すると考えている。交感神経性求心性線維の機能としては血管感覚など自律神経系の機能が考えられる。交感神経性求心性線維が痛みに関与するかどうかはまだ決定的ではないが、病的な痛みに関与する基礎的研究・臨床的研究の創設が千葉大学の研究班から多数報告されている。」と書いてありますが、交感神経が痛みを知覚しているというのはほぼたぶんそれで理解してていいと思います。標準生理学っていうお医者さんなんかが使っているやつ、お医者さんですよね、たぶんね。お医者さんが使っている生理学の教科書、なんかにはもう交感神経の求心性というのは痛みの知覚、内臓の痛み知覚をしているのは交感神経の求心性線維、そして迷走神経であるということに関してはそうではないというというような書き方がありますけれどももうい
くつかの資料をあたると、例えば、◼︎1000粒の副交感神経の求心性の線維もこれも痛みを知覚しているという記述もあったりもします。だから交感神経の求心性というのは痛みを知覚していると。痛みというのは背中に現れるんだよというような理解でいると生理学的には齟齬がないだろうということが書いてあります。ま、読むのも大変ですけれどもね。何だか、何語だよみたいなことになってますけれども。とりあえず4とびで交感神経を介して知覚されているよということが書いてあります。どうやら。どうやら。なので、どれほど信用できるかというのはわからないけれども、ひとつの参考にはなるだろうと思います。そうですね、あとじゃあ、まだ時間はあるのか。何しようか。
「質問いいですか」はい。「4つとばしというのは私まだ1年生なんですけど、もともと4つの椎骨のペアが発生していったんじゃないかなと私なんかは思ったんですけれども、例えば首は前後回旋、上下の4つのペアがつながって全体の動きをシェアしているような格好で◼︎施術そのものができてきたんじゃないのかなという感じを受けたのですが。だからそういう格好で神経もそれに従って発生しているから当然そういう格好の結びつきがあるんだという風に理解したんですけれどもその理解は間違ってますでしょうか」とてもそれでいいと思います。って僕がいいと思いますって言える立場じゃないと思うけど。僕自身もそんな理解ですね。だから筋肉も4つ一緒にくっついているし、だから神経も4つ一緒にくっついてていいんじゃないのって。「私土木なんで、行動力学的に考えるとそういういろんな動きをさせるのに1つの椎骨にいろいろな機能を持たせるよりもそれぞれ得意な動きがあってそのペアを重ねることで全体がなめらかな動きができるという格好でそもそも発生してきたのではないかなという感じを受けたのですけれども」はい。まさにそうですと思いますよ、僕は。僕はそう思いますよ、きっとそうなんでしょう。あとその4つとばしということで言うと、伊藤先生が新しくデルマトームのを新しく更新しまして2015年版が今度出版される訳ですけれども、それも例えばコピーしてきたところにあると思うんだけど、23頁を見ましょうか。このあいだ伊藤先生にインタビューをしてきてですね、伊藤先生がデルマトームの本
を新しく作ると、それについてお話を聞かせていただけないかということでお話を聞いてきました。この39頁に渡って、鳥居先生が文字起こしをしてくださって、その中で伊藤先生の新しいデルマトームはですね、何を指標にしているかというと、帯状疱疹ですね、帯状疱疹がどこにでるのか、それにさかのぼってどこに責任椎体がどれなのかというところで研究をされて精査されています。その中で皮膚にこない、たとえばC1神経というのは皮膚まで来る来ないと。C1というのは筋肉を動かすことで精いっぱいで皮膚までは知覚していない。これはこれまでの研究でもそうなっていますね。だからデルマトームの図を見てC1ないなというのは見れると思います。で今回新しいところとしてはL45、L45も筋肉までしか行っ
ていないんじゃないかというのが伊藤先生の研究です。これも今その、東京医科大学かな、その解剖班が研究を続けているところみたいです。掘っていってもその先、じっさい神経の先が皮膚に入りました、さらにどんくらい広がってんのみたいなのはそこまで追いかけるというのは非常に困難らしいんですけれども実際にL4L5の外側にはでてこない。自分が見ている感じではね、ということでした。そしてその皮膚の何でしょう、帯状疱疹のレベルからいってもそれは見えてこないからそれはないんじゃないかというのが伊藤先生の研究ですね。で、このインタビューの何と、39ページにもわたってこのインタビューはあるわけなんですけれども、一部を持ってきまして、Kというのが僕です。でIというのが伊藤先生ですね。
でこの左のブロックの3つ目、2つ目から行きますか。K僕です。「そうすると深さ次第で効果が変わってきちゃう」というのは僕の合いの手です。でIですね。「それもあるでしょうね。それで行くとT10からT12に出るとこのズレですよ。T7の棘突起の所は4番5番しかこないんですよ。後肢はこんなにズレてくる。前枝というのは肋間神経なので前に出てくるやつが前枝ですね。この前に出てくる前枝というのはそんなに今までのものと狂いはないと。肋骨沿いに出てくる。なんだけど、後枝というのは、それこそ背筋をつかさどっているのは後枝ですけれども、その後肢は下にずれていくんだと。ちょっとずつ下にずれていく」ということを先生おっしゃっていて、おっしゃっていてというか、帯状疱疹はそんな風に出てくるというのを言ってますね。で後枝はこんなにズレてくる。7はどこに行くかというと、10、11の間から12までズレてくる。ここがわからないと、わからないと、というのはわからないと先が見えてこないだろうよということです。でT2はT2でいいんですよ、でだんだんずれてくるんですよ。5番が7になって、6番なんて9、10に出てくるからと。僕のアレで均整は4つとばしで見るんですよっていう話をしました。でそれならあうと。「それに気付いたことは立派だと思いますよ。それをキチっとやっておかないと生徒は何で4つズレんの?っていうことになると。だから5番目の棘突起、これは12番が来る訳ですよ。腰椎ですね。腰椎の12番、あー、腰椎の5番のところには12番の神経、12番の椎体の上にある皮膚ですね、これはどの神経が来ているかというと、胸椎の12番からきているんだと。というそういうことがずっと書いてあるんだけども、われわれ均整師なので皮膚の知覚であるとか、皮膚の刺激だけでやっているわけではないんですよね。皮膚の下には筋肉があって、筋肉の下には骨があると。これがさっき出したスクレロトームであったり、デルマトームであったり、ミオトームであったり、それでズレてくるものなんだと。前に関してはそんなにズレないけれども後ろはズレるんだよと。これで言ってもやはり4つとばし、4つとばしって言っても全てがそれであうわけではないけれども、4つとばしになってくると。後枝がずれる、後枝というのは後の枝ですね、後枝がずれる、後枝4つぐらい下に出てきちゃうんだよ、ということで研究し
ていると。成果が出てますよと。これがわかったところでやっと手技に繋げていけるということですよね。研究がおざなりな中で解剖の本をテキストにして実際に手技を行おうとするとやっぱりちょっとずつズレていっちゃうと。もちろん我々その椎体を動かしてやるという刺激法が多いでしょぅから、スクレロトームというのがいいかなぁと思いますけれども、ただ、その中に皮膚があって筋肉がある。だから一回の刺激の中で3つ4つの刺激が当然入っているということですよね。でその中でとりわけ今回骨動かしました、皮膚に刺激を入れました、という意識をしていればそれはいくらかは使い分けられると。その中で70%骨入れました、20%筋肉入りました、1%皮膚です。というような使い分けができるのかなと、いう気がしています。というですね、これはまあ、半分宣伝です。このー、インタビューはこれまで先生に赤を入れてもらったわけではないし、僕もまだいじっていないのでまだこれはちょっとずつね、読みやすくなって今度の身体均整法研究ですね、今年度中に出したいと思っております。その中で発表します。で伊藤先生の方は10月頃出るだろうと。医学貿易ナントカ社から出る予定になっています。
ということで何やろっかな。じゃあ、えっとですね、もうひとつ、交感神経幹のとりわけこんかい星状神経節をピックアップしてそしてそれを刺激して身体を変えるということをやっていますけれども、たとえばですね、上胸部、椎体の前にある筋肉が緩めば、星状神経節の中の緊張も取れてくる、体性-自律神経
反射が起こるよというものをちょっとやってみようかなと思います。それじゃ、背中凝ってるよっていう人いますか? まだ4時だもんねぇ。
あ、ありがとうございまーす。ちっちゃいの、ありがたいです。
「ミニチュアと呼んで」肩見ましょうか。(施術中)肩の・・・あ、これは全然おしゃれ技じゃないので恥ずかしいんですけど、これですね、これをとりたいと。で、ここの緊張があるということはここも緊張がある。見るからにここに緊張がある。これをここでとれるんじゃないかということでちょっとやってみたいと思います。ここの星状神経節に入ってくる交感神経というのはTの6番から入ってくると、でここにあると。特に首から上に行くものは4番から上なので、たぶん上頚交感神経節あたりに緊張があるとこの4番あたりにも緊張が出てくると。で胸になんかあったときには6番に出てくると。いうのがその僕が現場で見ている感じでいうとそんなふうに見えてますね。では先生、仰向けでお願いします。松岡先生の
じゃあ、D1の脇なんかちょっとさわってみましょうか、どなたか。緊張感が取れればいいなという感じです。「証言ね」証人がいないと。『右にしよっかな』右!?「そういえば、わたし味覚がないんだ」大丈夫ですか、みんな。右のコレね。『胸椎12番の2側の間が星状神経節の操法のポイントなんですよね。だからそれのところで見ていけばいいと思うんだけど』ああ、確かに2側だと左の方に緊張があると。はい。なるほど。そうそう、オステオパシーの本なんかをみるとありますよね、『いやいや、類別克復法に出てる』類別克復法にも出ているらしいです。(笑)あ、でてますよね。オステオパシーだとこういう方法で(笑)「わーかわった♪」今、僕は仰向けで寝かせて指を立てて体重で刺激するということをやりまし
たけれども、それこそその手を貸してもらってこのよくやるやつ、とかそういうことをやるといいかも。とりあえずその背中の脇を緩めてあげて、4側じゃなくて全然大丈夫、4側よりも棘側のほうが全然良いかも。なぜなら後枝は下がるから。じゃあちょっとやってみましょうか。これは星状神経節の緊張を体性神経から刺激を入れて、反射を飛ばしておさめる方法を設計してみようかな。どこでもいいんだけど、星状神経節だからここを通っていることで言えばT6以上で見ていきたい。でとりわけその、人によって腕に問題があったり顔に問題があったりするから、顔に問題があったりすれば4番とかかなあという気がしてますけれどもという話です。いくつとばしではなくて、左なら左の交感神経幹の緊張をとるために体性神経から刺激を入れてみようという操作です。じゃ、ちょっとやってみましょうか。
(お互いに施術中)
じゃあちょっと肩コリをとってみるというのをやってみましょうか。肩コリですか。じゃあちょっと後ろ向きで。先生、肩コリ感じていますか。どっち側で感じていますか。
肩甲骨が狭まっているということでいうと、右かな。右の方が狭まっているということでこれをやってみようと思います。いずれにしても左も右もとっちゃえばいいんだろうという気がしてるんですけど。こういうのは実験ですからね。じゃあ、仰向けでお願いします。ベルトはつけたままでOKです。そんなにデリケートなことはしてないです。そっか、先生も肩コリは感じてらっしゃるんですね。とりあえず押えました。・・・これでどうですか。「よくなりました」やったぁ。こんな感じですね。
いろんな操作のやり方があって、その中で構造のわかりやすい操作をピックアップしてみたいなと思ってやってみました。星状神経節というのはあるんだよと、そもそも。あるんだよということで、そこを通って交感神経幹が上に行くんだと。だから胸から上の症状というのは交感神経幹を操作すること、星状神経節を操作することで変わってくるものなんだというの実感していただければなということで今回企画してやってみました。まあその、なにもこれだけがベストな操作、そもそもベストな操作っていうのもあやしいなという気はしているんですけれども、頸を押えることで変わってくるものがあるんだ、特に、特にですね、自律神経症状に関してそうだということで前回は話ましたけれども、今回は骨格の疾患
ですね、何というか、運動器の疾患にも非常に有効だと。例えば五十肩なんていうのは痛みがきつくて寝られないなんていうのもありますけれども、この寝られないということに関しても非常に緩和するということがあります。実際、その肩の動き自体というのはしばらく後ですね、1カ月2カ月くらいで関節を動かしてあげればいいのかなという気がしております。ただその何でしょうね、実際現場で使ってみるといろんなことに応用が利くというか、いんろなことというかあらゆることに応用が利くということが分かっていただけれるんじゃないかと思います。なかなかそのこれを実感してもらうというのが今一つ、僕の工夫がうまくいってなくてですね、伝わってないかもしれませんが、理解していただければなと思います。もう一つですね、アンケートを最後にありました。なので、アンケートをよろしくお願いします。今回その、実は僕これが一番言いたいところなんですけれども、何ていうか均整法の会を進めていく中でいろんなことをやらなければならないんですけれども、例えば出版事業をもう少し充実させたいなというのがあります。そして講義自体もですね、充実させていきたいので、いま経絡の会議というのをやってい、スケジュールが僕が忙しくてという感じですけれども、経絡の会議をやりますので是非参加したいという方はですね、是非アンケートの方に連絡先等を書いていただければ連絡いたします。で経絡の会議というのは講義をですね、均整法における経絡とは何かということからそれをいかに講義の中に落とし込めるだろうかというような話をしていきたい、引き継いでいきたいというものがあります。もう一つは僕自身がやっていることでいえば、内臓操縦法もそういうことをやっていきたいなと思っています。それは先輩方から話をうかがってとか、それを研究してとかさらにそれを出版ですね、出版につなげていけたらなぁとそれはょっと時間のかかることでしょう。ただ、今すぐできること、例えば今伊藤先生のインタビューをしてですね、文字起こしして雑誌載せると、身体均整法研究に載せるということで今やってます。それはもうご協力いただいて映像を撮っていただきました。そして文字起こしをしていただきました。だからあとはもう赤ペンを入れて雑誌を作るだけということになっています
。そういう活動をみんなで手分けしてできたらなと思っておりますので、出版の方のご協力をしていただける方も是非ですね、名前と連絡先を入れていただけるとありがたいなと思っています。今思いついていることでいうと、伊藤先生の講義がありますでしょ、伊藤先生の講義の中でスライドの講義が、伊藤先生って内臓の講義をした後に、内臓の生理解剖学をやった後にスライドのね、もってきた資料をやるわけですけれども、あれを文字起こしすると、で資料を落とし込んで本を作るあるいは映像に残していくというようなことも一つ出版部としてやっていきたいなと。まったく一言も伊藤先生に断わっていないですけれども、これだから我々の方で準備してこういうことやりたいんです、スタッフそろいましたいかがですかっていう話を持っていきたいということですので、是非スタッフとして名乗りを上げていただけたらなということで思います。そしてもう一つですね、9月23日の1時から天内先生のお宅でですね、ブックカフェということで、僕が伺います。ただ、資料自体はしてもすばらしい。自体はっておかしいか。資料はみたいけど、天内先生は恐いからっていう人、是非ね、僕もいますので緩衝材になれるかなと思います。しょうがない、しょうがないというか、とても楽しいですよ、本がね。こんな資料が残っていたんだっていう資料がちょこちょこありますから。いかにそれが重要かというような話もそれをおりまぜながらやれたらなと思っております。天内先生は今後もこれを続けていくらしいので、だれか僕の変わりにやっていただけたらなと思っております。というね、何より我々手技者なので明日何が飯のタネになるだろうかというところを考えなければならないけれど、ただそれだけでは会としてやっていくのは見劣りするだろうと。もう少し研究を続けていかなければならないし、いくらかクリティカルなという言い方をした方がいいんでしょぅか、批判的なというかですね、均整法で亀井先生がこういったという資料が残ってます、そうかそうなんだと鵜呑みにするだけではですね、進んでは行かないだろうと。もちろんそれは尊重すべきだろうし、もちろん資料は確実に残していかなければならない訳だけれども、もちろんそれは検証していななければならないし、発展さしていかなければならないということで、なので今日もおしゃれ技というよりはいくらか泥臭い技で機能と構造との勉強をできたらなと思ってやってみました。はい。時間どおり。
「先生に礼」『ありがとうございました』

 

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Afina現代語訳67、血圧下降と叩打療法

 

   6、血圧下降と打療法

 急激に血圧を下降させようと思えば、T2、3の棘突起を叩打するとよい、時間は五分間。薬剤にて治療するより遥かに迅速で効果も持続するということを数百例において確認している。

アフィナ 血管 整体

     血圧の打療前後の比較

w夫人 s某
打療前、225mm

打療前、228mm

1分打療後、218mm

2分間後、232mm

2分間後、185mm

5分間後、210mm

3分間後、185mm

18分間後、200mm

15分間後、176mm

 

25分間後、172mm

 

2時間後、172mm

 

翌日、168mm

 

 ときとして叩打により一時昇騰して、その後下降することがある。また、ときに下降しないこともある。後者は心臓が衰弱してしまっているからで、C7叩打で心臓を強壮にしておけば自然に下降するものである。だから血圧の高い患者はC7またはT2、3を叩打してその結果から高血圧の原因を診断することができ、治療法も確定する。

 脳の動脈硬化症は、頭痛、めまい、一時的麻痺、または失語症をきたすものだけが、もし脊椎叩打法によって消散するときは診断確実である。

 

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Afina現代語訳66、血管運動神経から心臓の機能を試験する方法

血圧は心室および血管収縮の二つに起因するので、もし血管収縮作用を除去してしまうと、心室の働きだけを示す。

試しに亜硝酸アミールを生理的作用(顔面紅潮)がおこるまで吸入させてみると、健全な心臓であれば血圧6ないし10mmの昇騰を示すが、心筋衰弱があると反対の現象、すなわち下降を示す。

 

 (附)動脈硬化症

  1、本症において血圧高く、亜硝酸アミールを吸入させたあと、圧が少しだけ亢上するものはまだ心筋は衰弱していない。

  2、血圧高く、亜硝酸アミールを吸入して血圧が下がるものは、血管収縮神経で代償しているものである。

  3、血圧が低く、亜硝酸アミール吸入後、続いて下降するものは、衰弱した血管運動神経が衰弱した心臓を代償することができなくなっているもので、予後不良。

  4、ジキタリス剤を用いるときは、血圧は亢進し、脈拍は減少する。しかし亜硝酸アミールを吸入させると、血圧はジキタリスを用いる前より多く下降する。このことから血管収縮神経のために昇騰しただけで、冠状動脈に影響して心筋の栄養を害する恐れがある。だからこれに対してジウレチンを配合して投じたときは、この血管収縮神経の作用を除去することで、その蓋を防ぐことができる。

 

afina 血圧 整体

 

[療法]

血圧亢進には血管拡張性の薬剤を用い、顔面紅潮、ついで全身に影響して拍動を感じ、呼吸数は増加、頭痛および耳鳴りがおこるようならその療を減らすか、中止すべき。人によって特異体質もあるので、注意して少量から投与すべきである。

 

亜硝酸アミールは、15秒間で効果があらわれ1分で消失する。

テトラニートロは、1時間で効果があらわれ5時間継続する。

ニトログリセリンは、2、3分後に効果があらわれ1時間半から3時間継続する。

亜硝酸ナトリウムは、2、3分間で効果があらわれ1時間半から3時間継続する。

ヨードカリは、持続すれば血圧下降するものである。

 

血圧の下降は急を要するので、薬剤の効果を待っていられないことが多い。そして迅速に効果のあるものはまた迅速に効果消失する。

血圧の高いことはときとして必要である。衰弱した心臓を代償するために血管収縮神経の働きが亢進した結果であり、このような患者には血管拡張作用にある薬剤は有害であり、心臓自体を強健にできれば自然と血圧は下降するものである。

その目的には、C7叩打はもっとも迅速で効果的である。

 

 例)心臓衰弱で血圧240を示している患者。5分間C7叩打によって30mm下降する。10日後165mmに減って、心臓濁音界縮小し、心臓いちじるしく強健となった。いちど過度の運動と疲労のため200mmにまで昇騰したが、叩打によりふたたび165mm下降した。

 

 

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